新宿・紀伊國屋サザンシアター劇場で2月6日(土)から14日(日)まで開演されている
劇団民藝2月公演『地熱』を2月8日(月)に鑑賞しました。
民藝代表演目の作者 三好十郎の1937年の作で 演出は民藝初登場の
新進演出家 田中麻衣子氏の期待を裏切らない舞台に あっという間にフィナーレを迎えた作品でした。
今から15年前に劇団民藝に入団し『地熱』ではヒロインの香代(炭鉱町の飲屋の女)役を
飯野遠(いいの おん)が 熱演。
炭鉱町の丘から ストーリーが展開、印象的な舞台装置が観客の目を引きつけます。
今回の作品に出演した全俳優の身のこなしと目つきが 今までの作品とは異なり、
作品に取り組む熱意が痛いほどわかる 新しい年のスタートにふさわしい舞台でした。
新型コロナウイルスという逆境の中で 厳しい稽古を積み重ねた関係者の努力を多とします。
2月14日(日)まで公演されますので、劇場へ是非足をお運びください。
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