劇団民藝の令和5年度12月公演作品は 作=木下順二 演出=丹野郁弓
の「巨匠」です。
老人が命をかけて演じたマクベス
若い俳優はその姿に何を見たのか――
人は危機的状況において積極的な自己主張ができるのか。
いまを生きる私たちにとっての「危機的状況」とは――。
良いお席をお求めください。(全席指定)
電話044−987−7711 続きを読む劇団民藝の令和5年度12月公演作品は 作=木下順二 演出=丹野郁弓
の「巨匠」です。
老人が命をかけて演じたマクベス
若い俳優はその姿に何を見たのか――
人は危機的状況において積極的な自己主張ができるのか。
いまを生きる私たちにとっての「危機的状況」とは――。
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電話044−987−7711 続きを読む劇団民藝公演『ローズのジレンマ』9月25日(月)に鑑賞しました。
登場人物は 樫山文枝、篠田三郎、桜井明美、神敏将のわずか4人で舞台が進行します。
爽やかで明るい舞台の中で、ストーリーの難しさで 頭をひねることなく進行します。
10月1日(日)まで新宿紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAで、公演していますので 是非 足をお運びください
(参考:劇団民藝 索引)
続きを読む黒川に活動の居をかまえる劇団民藝の 今年の稽古場公演は遠藤周作の『善人たち』。
黒川はるひ野に住む管理人は 毎年楽しみにしている稽古場公演です。
新宿へ出なくても、自宅から歩いて5分位で民藝に着くので この暑さの中ではとても楽です。
管理人は2日(水)に開催されたプレビュー公演を観劇しました。
公演は 3日(木)から13日(日)まで11日間にわたって黒川の稽古場で開催されますので、
猛暑を避けて涼しい稽古場公演の観劇をお勧めします。
今年は遠藤周作生誕100年の年とか、管理人の厳粛なキリスト教をテーマにした多くの作品と
その正反対のユニークな作品の双方が好きで、多くの本を買い求めています。
美空ひばりの家へ電話をして本人であることを確認したうえで
「もしもし、こちらは東京都のものですが お宅の汲み取りに行きますが、何時が良いですか?」
などとユーモアを持ち合わせているのが好きです。
(左:公式パンフレット)
(参考:劇団民藝 索引)
(参考:「善人たち」概要)
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作=遠藤周作 演出=小笠原 響
2023年8月3日(木)〜13日(日) 劇団民藝黒川稽古場
麻生区黒川へ拠点移転40周年を記念して誕生したKEIKOBA公演。好評を博した『破戒』に続いて、
第二弾は遠藤周作さんの『善人たち』が上演されます。
2021年12月、長崎市が遠藤周作文学館から未発表の直筆戯曲三作品を発見したと発表し、全国的なニュースとなりました。
三本中もっとも遠藤文学の主要なテーマが凝縮されているとして研究者の注目を集めるのが『善人たち』です。
良いお席をお求めください。(全席指定)
電話044−987−7711 続きを読む劇団民藝公演『カストリ・エレジー』を5月30日(火)に鑑賞しました。
フィリピンの戦場で奇跡的に生き残った男たち。
敗戦後の混乱の中 その日暮らしの境遇のなかで
触れ合いを求めるそれぞれの欲求が交錯して
取り返しのつかない事件が起こる、
男たちの肉体をぶつける激しい刺激的な舞台に
新しい民藝を見る思いがしました。
6月4日(日)まで公演していますので 是非 足をお運びください
(左:公式パンフレット)
(参考:劇団民藝 索引)
(参考:「カストリ・エレジー」概要)
続きを読む「新劇」の本流を歩んできた滝沢修、清水将夫、宇野重吉らによって
「多くの人々の生きてゆく歓びと励ましになるような、民衆に根ざした演劇芸術をつくり出そう」と旗あげされました。
劇団民藝は、麻生区黒川に拠点を構えて、人々と社会の関わり合いを深くとらえた作品をとりあげ
リアリズムを基調とする密度の高い舞台を送り出しています。
劇団民藝の令和5年度5月6月公演作品は 作=鐘下辰男 演出=シライケイタ
の「カストリ・エレジー」です。
俺たちには未来を語り合える相手がいる――。
オレにはおまえが、おまえにはオレが。
戦争の極限状態を辛くも生き延びた者たちを呑み込んでいく悲劇を臨場感あふれる台詞で描きます。
鐘下作品は初となるシライケイタ演出、劇団温泉ドラゴンより阪本篤を客演に迎え、
刺激的な舞台に挑みます。
良いお席をお求めください。(全席指定)
電話044−987−7711続きを読む
劇団民藝2月公演『ノア美容室』を2月12日(日)に鑑賞しました。
コロナ禍の中 入場者、出演者・関係者が新型コロナウイルス感染症拡大予防対策を徹底しての公演が始まりました。
2013年8月。瀬戸内地方の農村で、地元の人が「パーマ屋」と呼ぶ美容室を営む緑。
彼女で四代目となる「ノア美容室」は、村人の暮らしを彩り、村に欠かせない社交場となってきた。
しかし村は高齢化し、馴染み客がだんだんといなくなっていく。
折しも高速道路建設の工事が始まり、補償金を貰って土地を手放し町へ越していく村人が後を絶たない。
地元銀行の支店長である息子肇も早く立ち退くよう緑に強く勧めてくるが、「こがな歳」になったと言う緑にとって、
美容室での隣人との会話が、いま一番の楽しみである。……。
2月19日(日)まで、新宿サザンシアターズで公演中です。
暗い話題や環境の多い中で 舞台文化でわたしたちに希望と明るい話題を提供している劇団民藝の姿勢に多いに感謝です。
(左:公式パンフレット)
(参考:劇団民藝 索引)
(参考:「ノア美容室」の概要)
続きを読む劇団民藝の令和5年度2月公演作品は 作=ナガイヒデミ 訳=長木 彩 演出=中島裕一郎の「ノア美容室」です。
時代からとり残された農村にも「開発」と「発展」の波が押し寄せ、
便利さと補償金が村人の暮らしを変えてしまう。
老後の生きるよろこびとは何か、しあわせとは何か――。
ナガイさんの故郷の原風景が、みずみずしく豊かな愛媛弁で描かれ、
登場人物の日々の営みと人生が鮮やかに浮かびあがってきます。
に良いお席をお求めください。(全席指定)劇団民藝の令和5年度2月公演作品は 作=ナガイヒデミ 訳=長木 彩 演出=中島裕一郎の「ノア美容室」です。
時代からとり残された農村にも「開発」と「発展」の波が押し寄せ、
便利さと補償金が村人の暮らしを変えてしまう。
老後の生きるよろこびとは何か、しあわせとは何か――。
ナガイさんの故郷の原風景が、みずみずしく豊かな愛媛弁で描かれ、
登場人物の日々の営みと人生が鮮やかに浮かびあがってきます。
に良いお席をお求めください。(全席指定)新宿・紀伊國屋サザンシアター劇場で12月1日(木)から10日(土)まで開演されている
劇団民藝12月公演『モデレート・ソプラノ』を12月4日(日)に鑑賞しました。
今回の出演者は民藝のベテラン男優4名と女性2名で2時間40分の作品が進行し、
舞台装置は椅子というシンプルな舞台でした。
主演の西川 明さんのオペラに匹敵する声量とアクションの熱演は
座席で眠ることができないほどであり、樫山文枝さんとの夫婦は 見どころでした。
今年を締めくくる公演は イギリスとオランダを舞台に繰り広げられました。
12月10日(土)まで公演していますので 是非 足をお運びください
(左:公式パンフレット)
(参考:劇団民藝 索引)
(参考:「モデレート・ソプラノ」の概要)
続きを読む劇団民藝の令和4年度12月公演作品は
原作=ディヴィッド・ヘア 訳・演出=丹野郁弓の
「モデレート・ソプラノ」です。
どうぞご期待ください。
チケットは 販売中です。
お早めに良いお席をお求めください。(全席指定)
電話044−987−7711(代)
(参考:劇団民藝索引)
新宿・紀伊國屋サザンシアター劇場で9月4日(土)から13日(月)まで開演されている
劇団民藝9月公演『パレードを待ちながら』を初日の9月4日(土)に鑑賞しました。
コロナ禍の中 入場者、出演者・関係者が新型コロナウイルス感染症拡大予防対策を徹底しての9月10月公演が始まりました。
今から20数年前。
佐世保国際通りに、あった外人バーのママさん「エリー」のたくましく生きる日本女性たちの話でストーリーが進んでいく。
10月2日(日)まで、新宿サザンシアターズで公演中です。
暗い話題や環境の多い中で 舞台文化でわたしたちに希望と明るい話題を提供している劇団民藝の姿勢に多いに感謝です。
(左:公式パンフレット)
(参考:劇団民藝 索引)
(参考:「忘れてもろうてよかとです−佐世保・Aサインバーの夜−」の概要)
劇団民藝の令和4年度9月公演作品は
作=河本瑞貴 演出=丹野郁弓 の
忘れてもろうてよかとです−佐世保・Aサインバーの夜−
です。
かつて軍港として栄え、戦後は米軍基地の街として発展した佐世保市。
その地に米軍が進駐してきたのは、敗戦からひと月をへた1945年9月。
いらい米兵相手のバーやキャバレーが軒を連ねる歓楽街が焼け跡に出現し、
1950年に勃発した朝鮮戦争で街はさらに潤い活気づいたのでした。
この物語は、今は寂れた元Aサインバーのマダムの誇りと後悔に彩られた心の内を、
過ぎ去りし日の思い出と身に迫る現実を交錯させながら描いていきます。
作者の河本瑞貴さんは、佐世保市出身で同市に在住。
『正造の石』(池端俊策共作)いらい民藝2作目となる本作は、期待の書き下ろし新作です。
2022年9月23日(金)〜10月2日(日)
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA
チケットは 販売中です。
お早めに良いお席をお求めください。(全席指定)
電話044−987−7711(代)
(参考:劇団民藝索引)
続きを読む2022年は、劇団が東京青山から川崎市麻生区へ拠点移転をして40周年を迎えます。
この節目の年にこれまでの稽古場公演を発展させ、新たな創造と出会いの場としてスタートさせます。
その杮落しは、岡本健一さんの演出で 島崎藤村原作『破戒』を7-8月に上演されます。
奇しくも今年は麻生区の区政40周年にあたります。
劇団民藝・麻生区にとって記念すべき今年に
黒川に拠点を置く民藝の新たな稽古場公演に大きな期待を抱きます。
続きを読む劇団民藝の5月6月公演『ルナサに踊る』を5月27日(金)に
新宿紀伊国屋サザンシアターで鑑賞しました。
作品は 原作=ブライアン・フリール 訳=長木 彩 演出=シライケイタの「ルナサに踊る」です。
変わりゆく時代の波のなかで、
音楽やダンスを心の糧として気丈に生きた女性たちを美しく描いた作者の自伝的な”追想の劇”。
1990年初演、オリビエ賞・トニー賞に輝き、民藝では93年に『ルナサの祭りの日に』のタイトルで本邦初演したアイルランド演劇の傑作を、
民藝初登場となるシライケイタが瑞々しく演出しています。
6月4日(土)まで公演していますので 是非 会場へ足をお運びください。
(左:公式パンフレット)
(参考:劇団民藝 索引)
(参考:『ルナサに踊る』の概要)
劇団民藝の令和4年度5・6月公演作品は 原作=ブライアン・フリール 訳=長木 彩 演出=シライケイタの「ルナサに踊る」です。
変わりゆく時代の波のなかで、音楽やダンスを心の糧として気丈に生きた女性たちを美しく描いた作者の自伝的な”追想の劇”。
1990年初演、オリビエ賞・トニー賞に輝き、民藝では93年に『ルナサの祭りの日に』のタイトルで本邦初演したアイルランド演劇の傑作を、
民藝初登場となるシライケイタ演出で瑞々しくお贈りします。
チケットは 販売中です。
お早めに良いお席をお求めください。(全席指定)
電話044−987−7711
劇団民藝の新しい令和4年のスタートを切る公演『レストラン「ドイツ亭」』を2月4日(金)に
新宿紀伊国屋サザンシアターで鑑賞しました。
原作はアネッテ・ヘス、脚本は長田育恵、演出は丹野郁弓。
作品の背景は1963年のドイツ・フランクフルトで ホロコースト裁判を舞台に
人間の弱さと哀しみそして未来へ託される希望を描いた作品。
管理人は現役時代 西ドイツのフランクフルトで日本企業の現地法人社員として駐在していましたので
時代と背景は違いますが懐かしみを持って鑑賞しました。
2月12日(土)まで公演していますので 是非 会場へ足をお運びください。
(左:公式パンフレット)
(参考:劇団民藝 索引)
(参考:『レストラン「ドイツ亭」』の概要)
劇団民藝の令和4年度2月公演作品は 原題=Deutsches Haus by Annette Hess
原作=アネッテ・ヘス 脚本=長田育恵 演出=丹野郁弓のレストラン「ドイツ亭」です。
私は真実を知りたいだけ―― 家族の過去、記憶の中のアウシュヴィッツ。
1963年のホロコースト裁判を舞台に 人間の弱さと哀しみ
そして未来へ託される希望を描く――
この作品は史実をもとに若いドイツ人女性がたどった成長と葛藤の軌跡を鮮烈に描きます。
22か国で翻訳出版されたベストセラー小説を、歴史と人間を見つめ続けてきた
長田育恵による脚本で、世界に先駆けて初めて舞台化です。
どうぞご期待ください。
チケットは 販売中です。
お早めに良いお席をお求めください。(全席指定)
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六本木・俳優座劇場で11月24日(水)から12月5日(日)まで開演されている
劇団民藝公演『集金旅行』を初日の11月24日(水)に鑑賞しました。
コロナ禍の中
入場者、出演者・関係者が新型コロナウイルス感染症拡大予防対策を徹底しての11月公演が始まりました。
暗い話題や環境の多い中で
舞台文化でわたしたちに希望と明るい話題を提供している劇団民藝の姿勢に多いに感謝です。
2013年初演以来 待望のアンコール公演の人情味あふれる喜劇の醍醐味と
旅情たっぷりの人間賛歌の喜劇芝居です。
年末の慌ただしい中の息抜きのひと時として
12月5日(日)まで公演していますので 是非俳優座劇場へ足をお運びください!
(左:公式パンフレット)
(参考:劇団民藝 索引)
(参考:「集金旅行」の概要)
劇団民藝の令和3年度11月公演作品は 原作=井伏鱒二 脚本=吉永仁郎の「集金旅行」です。
この作品は 2013年初演以来 日本各地を旅して 大好評を博した作品で
待望のアンコール公演で 11月24日から六本木の俳優座劇場で上演されます。
人間味あふれる喜劇の醍醐味と 旅情たっぷりの作品に どうぞご期待ください。
チケットは 販売中です。
お早めに良いお席をお求めください。(全席指定)
電話044−987−7711
(参考:劇団民藝索引
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新宿・紀伊國屋サザンシアター劇場で9月4日(土)から13日(月)まで開演されている
劇団民藝9月公演『パレードを待ちながら』を初日の9月4日(土)に鑑賞しました。
コロナ禍の中 入場者、出演者・関係者が新型コロナウイルス感染症拡大予防対策を徹底しての9月公演が始まりました。
暗い話題や環境の多い中で 舞台文化でわたしたちに希望と明るい話題を提供している劇団民藝の姿勢に多いに感謝です。
民藝では珍しい 出演者が女優の5人で構成されているアンサンブルという『パレードを待ちながら』。
第二次世界大戦末期のカナダ・カルガリーを舞台に繰り広げられるステージは、
銃後の女性たちの奮闘を歌やダンスを交えて描かれます。
(左:公式パンフレット)
(参考:劇団民藝 索引)
(参考:「パレードを待ちながら」の概要)
新宿・紀伊國屋サザンシアター劇場で4月8日(木)から18日(日)まで開演されている
劇団民藝4月公演『どん底』を4月12日(月)に鑑賞しました。
マキシム・ゴーリキー原作の『どん底』は日本でも100年以上前から数多く上演され、
劇団民藝では創立10周年と40周年の節目に上演されました。
その歴史的傑作が吉永仁郎氏により戦後間もない東京を舞台にした創作劇へと大胆に生まれ変わりました。
創立70周年の昨年に予定した上演が直前で延期、いよいよ待望の初演です。
闇市を頼りに底辺でたくましく生きる人々のユーモア溢れる群像劇にご期待ください。
4月18日(日)まで公演されますので、是非 劇場へ足をお運びください。
(左:公式パンフレット)
(参考:劇団民藝 索引)
(参考:「どん底」の概要)
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劇団民藝の令和3年度4月公演作品は
原作=マキシム・ゴーリキー 脚本=吉永仁郎 演出=丹野郁弓の
「どん底」です。
ゴーリキーの『どん底』は日本でも100年以上前から数多く上演されています。
劇団民藝では創立70周年の昨年に予定した上演が直前で延期され、
いよいよ待望の初演が開演されます。
どうぞご期待ください。
チケットは 販売中です。
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(参考:劇団民藝索引)
新宿・紀伊國屋サザンシアター劇場で2月6日(土)から14日(日)まで開演されている
劇団民藝2月公演『地熱』を2月8日(月)に鑑賞しました。
民藝代表演目の作者 三好十郎の1937年の作で 演出は民藝初登場の
新進演出家 田中麻衣子氏の期待を裏切らない舞台に あっという間にフィナーレを迎えた作品でした。
今から15年前に劇団民藝に入団し『地熱』ではヒロインの香代(炭鉱町の飲屋の女)役を
飯野遠(いいの おん)が 熱演。
炭鉱町の丘から ストーリーが展開、印象的な舞台装置が観客の目を引きつけます。
今回の作品に出演した全俳優の身のこなしと目つきが 今までの作品とは異なり、
作品に取り組む熱意が痛いほどわかる 新しい年のスタートにふさわしい舞台でした。
新型コロナウイルスという逆境の中で 厳しい稽古を積み重ねた関係者の努力を多とします。
2月14日(日)まで公演されますので、劇場へ是非足をお運びください。
劇団民藝の令和3年度2月公演作品は 三好十郎作の「地熱」です。
三好が戦前の1937年、34歳の時の中央公論に発表された傑作です。
物語は、明日をも知れぬ過酷な日々を生きる若い男女の、愛情の行方をあたたかく見守っていきます。
気づくことなく通り過ぎていく、美しくも貴重な人生の断片の数々。
作者自身のみずみずしい心の叫びが、若い二人と彼らを取り巻く群像を通して、いまを照らし出していきます。
どうぞご期待ください。
チケットは 販売中です。
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電話044−987−7711(代)
(参考:劇団民藝索引)
年の瀬のあわただしい中で 一年を締めくくる年中行事の一つとして、
劇団民藝の作品鑑賞があります。
作品は 井上ひさし作の『ある八重子物語』で 演出は丹野郁弓です。
今年の劇場は 池袋にある「東京芸術劇場 シアターイースト」です。
皆様もどうか お早めに良いお席をお求めください。(全席指定)
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劇団民藝では新型コロナウイルス対策として4月の公演予定を延期して以来
公演を見合わせていましたが 充分な新型コロナウイルス感染拡大防止対策を取って
9月―10月公演の開催が決まりました。
劇団民藝、来場者ともども 新型コロナウイルス感染防止の実行対策に 協力していただく前提での公演です。
久しく待ち望んでいた劇団民藝の公演タイトルは 舌が廻りそうな「ワーニャ、ソーニャ、マーシャ、と、スパイク」。
「不幸せな人々をめぐる喜劇」と評されたこの芝居は、トニー賞をはじめ数々の演劇賞を総なめにしました。
中高年世代の生きづらさが醸し出す哀感を描いて、
「近年これほどまでに面白い喜劇がブロードウェイにあっただろうか」と観客をうならせた傑作です。
どうぞご期待ください。
前売り開始は、8月28日。お早めに良いお席をお求めください。(全席指定)
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(参考:劇団民藝索引)
黒川に拠点を置く劇団民藝から 悲しいニュースが届きました。
4月9日から19日まで 新宿・紀伊國屋サザンシアター劇場で開催予定の
『どん底―1947・東京―』が 新型コロナウイルス感染予防の観点から延期が発表されました。
延期時期は現在のところ8月を予定されておりますが、詳細につきましては改めて連絡があります。
観劇を楽しみに待っておりましたが、やむを得ない事情であり納得せざるを得ません。
事態が落ち着いたときの延期公演を楽しみに待ちましょう!
続きを読む劇団民藝では、チケットを前売り中です。
お早めに良いお席をお求めください。(全席指定)
電話044−987−7711(代)
(参考:劇団民藝索引)
新宿・紀伊國屋サザンシアター劇場で2月14日(金)から23日(日)まで開演されている
劇団民藝2月公演『白い花』を2月18日(火)に鑑賞しました。
ナガイヒデミさんの原作で 昭和40年代はじめの5月中旬、瀬戸内地方の山深い農村が舞台。
そこに父親と独身の姉 中地美佐子と村を出て消えた妹 飯野 遠との姉妹の心のあやが鮮やかに描き出されており、
この姉妹の生き方、行く将来をベテランの杉本孝次、千葉茂則、別府康子が演じる珠玉の作品です
今回は演出は児玉庸策氏が担当されていましたが1月に逝去されたため、演出助手の丹野郁弓が担当されました。
2月23日(日)まで公演されますので、劇場へ足をお運びください。
(左:公式パンフレット)
(参考:劇団民藝 索引)
(参考:「白い花」の概要)
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日本橋三越本店・三越劇場で12月6日(金)から18日(水)まで開演されている
劇団民藝12月公演『泰山木の木の下で』を12月10日(火)に鑑賞しました。
年末の恒例行事になっている劇団民藝の公演を、荘厳でクラシックな三越劇場で観劇することは、わたしの喜びです。
この作品は1963年初演以来 宇野重吉演出・北林谷栄主演により、ロングラン上演を重ねてきた民藝の十八番作品です。
今回は丹野郁弓演出で、日色ともゑがハナ婆さんを演じた素晴らしい見応えのある上演でした。
主演の日色ともゑさんの演技は 演技ではなく舞台上でハナ婆さんになり切っての実生活
を見ているような錯覚を覚えました。
小柄の体を全身を使って表情豊かに 声色豊かに しかも客席の隅々まで届く
明瞭な発声はまさしく劇団民藝のトップスターであり華であると感じました。
広島の原爆を被爆した登場人物の その後の日常生活の中で顔を出す放射能の陰で悩まされても
生きていく人たちの姿が印象的でした。
(左:公式パンフレット)
(参考:劇団民藝 索引)
(参考:『泰山木の木の下で 』の概要)
続きを読む年の瀬のあわただしい中で 一年を締めくくる年中行事の一つとして、三越劇場で開演する劇団民藝の作品鑑賞があります。
クリスマスの飾りつけで賑やかな三越本店のクラシカルな三越劇場で、渋い劇団民藝の作品を鑑賞することがわたしの喜びです。
今年は、「泰山木の下で 」(作=小山佑士 演出=丹野郁弓)を鑑賞します。
皆様もどうか お早めに良いお席をお求めください。(全席指定)
電話044−987−7711(代)
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黒川にある劇団民藝の定期公演 「異邦人」(作・演出=中津留章仁)が
新宿・紀伊国屋サザンシアターで、9月26日(木)から10月7日(月)まで公演されます。
劇団民藝では、チケットを前売り中です。
お早めに良いお席をお求めください。(全席指定)
電話044−987−7711(代)
(参考:劇団民藝 索引)
遅い梅雨明けで猛暑日の7月31日(水)、黒川にある劇団民藝の稽古場公演「ハンディマン」を観劇しました。
12時半開場 1時開演でしたが、歩いて行ける民藝には予定より早く到着、
冷房の効いた待合室で冷たい飲み物の接待を戴き 入場と開演を待ちました。
この稽古場公演は7月31日が初演で8月4日まで開演されます。
民藝の人気の高さか客席は満席であり、昼の公演は4日まで予約一杯とのことですが、
8月2日(金)、3日(土)の18:00から始まる夜の公演は 若干の席の余裕があるとのことです。
昼の暑さをしのぎ、冷房の効いた黒川の劇団民藝での稽古場公演と言う知的な時間を過ごされることをお勧めします。
劇団民藝の芝居を 2,500円と言うリーゾナブルな料金で しかも黒川で観劇できるチャンスです。
稽古場公演と侮るなかれ、新宿三越劇場や紀伊國屋サザンシアターに勝るとも劣らない舞台 息を切らせない場の連続で
観客は一言も聞き逃さない・見逃さないとしわぶき一つせず観劇していました。
わたしは主役のロマン・コザチェンコを演じた杉本孝次さんの熱演が素晴らしく 新しい面を拝見し拍手を送ります。
(電話予約:044-987-7711 入場料・税込み:2,500円)
(参考:劇団民藝記事索引)
「ハンディマン」が7月31日(水)〜8月4日(日)までの5日間、毎日公演されます。
交通渋滞に巻き込まれる心配もない地元黒川にある劇団民藝の稽古場公演を鑑賞するという知的な計画を立てませんか!
稽古場ですので目の前で進行するお芝居は、TVの大画面とは違い、迫力満点で、役者さんの息遣いが分かるほどです。
わずか120席のこの稽古場公演は毎年大変好評ですので、早めに希望日を予約されることをお勧めいたします。
観劇希望者は、氏名・希望日・時間・人数などを劇団民藝(044−987−7711)へ直接電話をして予約してください。
すでに予約申込み受付中です。発券は当日、会場にて行います。
(参考:劇団民藝記事索引)
その劇団民藝が、黒川地域を中心とした子供たちを対象にした「おはなし会」が
夏休みの7月15日(日・祝日)(月)に開催されます。
ベテラン俳優さんによるお話を、親子ともどもお楽しみください。
劇団民藝のプログラムを、子供たちにプレゼントしてあげてください。
入場料はこども無料(大人500円)です。
定員がありますので、お早めに、劇団民藝へお申し込みください。
電話044−987−7711(日・祝・休を除き10:00−18:00)
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新宿紀伊国屋サザンシアターで6月23日(日)から7月3日(水)まで公演されている丹野郁弓訳・演出の
劇団民藝定期公演「闇にさらわれて」を6月25日(火)に観劇しました。
この作品は、劇団民藝ならではと思わせる重くて考えさせられるものでした。
チャラチャラした舞台の上で面白可笑しく駆け回るような娯楽作品ではありません。
時にはむごく目をそむけたくなるような場面も 遠慮なく演じられます。
この作品の時代であるファッシズムの世界の恐ろしさを痛感させられました。
自由で平和な日本の有難さを 再認識しました。
7月3日まで公演が続きますので、黒川に拠点を置く劇団民藝の この作品を是非ご覧ください。
(参考:作品の案内 劇団民藝「闇にさらわれて」)
(参考:劇団民藝 索引)
(左:公式パンフレット)
黒川にある劇団民藝の定期公演 「闇にさらわれて」(作=マーク・ヘイハースト 訳・演出=丹野郁弓)が
新宿・紀伊国屋サザンシアターで、6月23日(日)から7月3日(水)まで公演されます。
劇団民藝では、チケットを前売り中です。
お早めに良いお席をお求めください。(全席指定)
電話044−987−7711(代)
(参考:劇団民藝索引)
新宿紀伊国屋サザンシアターで4月17日(水)から4月28日(日)まで公演されている
吉永仁郎作・演出の劇団民藝4月公演「新正午浅草」荷風小伝を4月18日(木)に観劇しました。
この芝居は 気になっていた永井荷風を採り上げた大人の物語
荷風役を御年85歳の水谷貞雄さんが
約2時間45分にわたる舞台で最初から最後まで出演し好演、素晴らしい演技に拍手を送ります。
水谷さんは背筋を伸ばし、はっきりとした話し方で 最後までセリフをよどみなく繰り出している演技に、
若輩者の管理人は簡単なことでも頭に入らず周囲のものから笑われているのとは
大違いで 民藝の役者層の厚さに頼もしさを感じました。
玉の井の娼婦役のお雪を演じた飯野 遠(いいの おん)さんの艶めかしさ、
昔の妾だったお歌を演じた白石珠江さんと荷風のやり取りも印象的でした。
4月28日まで新宿紀伊国屋サザンシアターで上演されていますので、是非、ご覧ください!
また連休中の5月6日には、
麻生市民館大ホールで劇団民藝「夏・南方のローマンス」が公演されますので 足をお運びください!
(左:公式パンフレット)
(作品紹介記事)
(参考:劇団民藝 索引)
劇団民藝では 春・夏休みに 子どもたち向けのイベントを開催し、好評を得ています。
今年の春休みも「おはなし会」(3月31日開催)のほかに 「つながる・かんじる・ひょうげんしてみる」(3月30日開催)
という初心者向けの初めてのワークショップが企画されています。
プロの集団である劇団民藝が主催するこれらキッズイベントに ご参加ください。
人数に制限がありますので、早めに予約されることをお勧めします。
電話 044−987−7711 続きを読む劇団民藝では、チケットを前売り中です。
お早めに良いお席をお求めください。(全席指定)
電話044−987−7711(代)
(参考:劇団民藝索引)
黒川にある劇団民藝の2月定期公演 作=池端俊策 河本瑞貴 演出=丹野郁弓の「正造の石」が
新宿 紀伊國屋サザンシアター劇場で、2月14日(木)から25日(月)まで公演されます。
劇団民藝では、チケットを前売り中です。
お早めに良いお席をお求めください。(全席指定)
電話044−987−7711(代)
(参考:劇団民藝索引)
日本橋三越本店・三越劇場で12月7日(金)から19日(水)まで開演されている劇団民藝12月公演『グレイクリスマス』を12月11日(火)に鑑賞しました。
年末の恒例行事になっている劇団民藝の公演を、荘厳でクラシックな三越劇場で観劇することは、わたしの喜びです。
作品は旧伯爵家を舞台に1945年から朝鮮戦争が起きた1950年までの5年間、華族や庶民、アメリカ人・日系アメリカ人・朝鮮人などの
色々な人種が繰り出す敗戦後のドラマで 管理人やまざるが生まれた時代のことであり、懐かしさが同居していました。
舞台が五条伯爵家の別館という設定。
三越劇場は 劇場そのものが伯爵家という舞台設定にふさわしい雰囲気であり、更にステージ上のセッテングも
それにふさわしい豪奢な造りで、作品にピッタリでした。
客演の岡本健一が演じる朝鮮人闇屋・権藤役は、出色の活躍でステージの進行に大きな華を咲かせており、
また五條伯爵の後妻役・華子を演じた中地美佐子が別館の外では雪が降る中で 日本国憲法を読み上げる最後のシーンが とても印象的でした。
いつも素晴らしいテーマの作品を公演する劇団民藝ですが、今回の作品は最初から最後まで目が離せない作品でした。
(左:公式パンフレット)
(参考:劇団民藝 索引)
(参考:『グレイクリスマス 』の概要)
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年の瀬のあわただしい中で 一年を締めくくる年中行事の一つとして、三越劇場で開演する劇団民藝の作品鑑賞があります。
クリスマスの飾りつけで賑やかな三越本店のクラシカルな三越劇場で、渋い劇団民藝の作品を鑑賞することがわたしの喜びです。
今年は、「グレイクリスマス 」(作=斎藤 憐 演出=丹野郁弓)を鑑賞します。
皆様もどうか お早めに良いお席をお求めください。(全席指定)
電話044−987−7711(代)
新宿紀伊国屋サザンシアターで9月26日(水)から10月7日(日)まで公演されている黒川陽子作・丹野郁弓演出の
劇団民藝9・10月公演「時を接ぐ(ときをつぐ)」を9月29日(土)に観劇しました。
主演の日色ともゑさんは、二幕の最初から最後まで出演し、生の舞台で演技とセリフを観客に届けており、そのエネルギーに感服しました。
(左:公式パンフレット)
(参考:劇団民藝 索引)
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台風12号が去った7月29日(日)の午後、黒川にある劇団民藝の稽古場公演を観劇しました。
酷暑の夏の暑い一日、電車に乗らず歩いて行ける劇団民藝の稽古場では、大劇場に勝るとも劣らない舞台の上で、
繰り広げられる日本を代表する民藝の芝居が観劇できる稽古場公演は、わたしの欠かせない夏の重要なイベントです。
今回は 岸田國士作 一幕劇3本立て 〜結婚にまつわる風景〜でした。
熱心な民藝ファンで開演30分前の開場と同時に、席は70%以上が埋まり、冷房の効いたスタジオで
コーヒー、麦茶などの民藝のもてなしを受けながら開幕を待ちました
( 参考:劇団民藝 索引)
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新宿紀伊国屋サザンシアターで6月20日(水)から7月1日(日)まで公演されている佐藤五月作・中島裕一郎演出の
劇団民藝6月公演「ペーパームーン」を6月21日(木)に観劇しました。
届け先のわからない手紙を受け付ける郵便局として 瀬戸内海の粟島(三豊市)に2013年に開局した「漂流郵便局」。
「行き場のない気持ち」「誰かに伝えたい想い」「宛先のない便り」をあずかり、25000通以上のが全国から届いている。
熟年夫婦の英一と桃子は、行方不明となった娘の梢に手紙を書き、「漂流郵便局」に預託。
夫婦は永年の夢だった自宅カフェ「ペーパームーン」開業の準備に忙しい時に、英一が急死。
残された桃子は英一への想いを手紙にしたため、受取人のいない手紙を預かる、「漂流郵便局」に投函。
今回の芝居は 登場人物が20名と大変賑やかなロマンチック・コメディでした。
(左:公式パンフレット)
(参考:劇団民藝 索引)
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やまざる
川崎市黒川(当時の住所表示)の農家に生れる。
来世も菩提寺である黒川の西光寺で、永遠の眠りにつく。
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