昔々、今から40年前にインドのボンベイ(現在はムンバイと地名が変わった)へ出張する機会がありました。
目的は インドのナショナルフラッグのインド航空(AIR INDIA)へ
パイロット訓練装置(フライトシミュレーター)の特殊な高精細ディスプレイ装置のセールスプロモーションでした。
ボンベイの空港からダウンタウンへ向かうタクシーの中で
運転手がうっそうと茂った小山を指さし「何の山か、分かるか?」と聞いてきた。
「分からない」と答えると、運転手は「鳥葬(ちょうそう)の山だ!」と教えてくれた。
身分の高いゾロアスター教徒の葬儀で、その当時も行われているという。
確かに山の上を 巨大なハゲワシが旋廻しているのを目撃しました。
鳥葬はチベット族でも行われており、中国チベット族にもまだ残っているそうです。
(遺体を流す川がない、遺体を燃やす樹木がないチベットならではの 遺体処理術?)
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