
<本記事は「山の日」に因み10年前の過去記事(2015.10.20)>
古希を過ぎ目に見えて加齢・老化・ボケ・認知症が確実に進行していることを自覚している管理人の今日この頃。
有難いことに 何とか自分一人で 自分の判断で間違いがあるかもしれないが行動できる今のうちに、
足腰が立たなくなる前に 行きたいところがありました。
それは 屋久島・縄文杉・宮之浦岳。
屋久島のポイントを最短で巡るのは、屋久島縦走登山しかないと分かり、年齢を考慮して危険が伴う単独行は避けて
魅力あるツアーを組んでいるHISエコツアーデスクに参加しました。
今回の屋久島縦走の記録を、自分の頭を整理するために、5回に分けブログ記事にまとめました。
お時間のある方は、お暇の時にお目通しを戴ければ幸甚です。
<参考資料>屋久島山岳地図他資料 (←これをクリック)
今回の山行目的
*世界遺産 屋久島を訪ね、森の神様 樹齢7200年の縄文杉に会うこと
*深田久弥の日本100名山の最南端にある 屋久島 宮之浦岳(1936m)に登山すること
*屋久島の山中を縦走して、齢(よわい)71歳になる自分の体力・気力・持久力を確認すること
*縦走という目的を一にする同行者たちとの交流を図ること
*体力(健康)・暇(時間)・お金(?)があるときのチャンスを逃さず行動すること(明日の保証は無い)
<今回の縦走概要>
主催:HISエコツアーデスク
日程:平成27年10月8日(木)〜11日(日) 4日間
参加者:11名(東京から7名、福岡から4名)(70歳代の参加者は自分を含め2名、他は30代前半から40歳代)
ガイド:2名(東京から山田 淳氏、現地から満園 純平氏)
添乗員:HISエコツアーデスク 杉原 逸平氏[企画担当]
<屋久島>
九州本土最南端の鹿児島佐多岬から南へ約60kmの位置にある島。
島の外周はおよそ130kmで直径約30kmの丸い島。
屋久島には九州一の高さを誇る宮之浦岳(1936m)をはじめ、島の中心部に1800m級の山が連なっており、「洋上のアルプス」と呼ばれる。
屋久島の北西12kmには、最近の噴火で有名になったひょうたん型の火山島「口永良部島(くちのえらぶじま)」がある。
『屋久島は月のうち、35日は雨』と言われるくらい大量の雨(山中では、8,000mmから10,000mm)が山に降り、循環し森を潤して屋久島の自然を育んでいる。
年間降雨量は東京の約3倍。
多雨によって周囲一面が緑色の苔(こけ)に覆われている神秘的な「苔むす森」(もののけ姫の森)がある。
また花崗岩でできた島は、杉の成長が遅く、樹齢7200年と言われる「縄文杉」をはじめとして数千年の樹齢を数える杉が森にあり、それらは「屋久杉」と呼ばれている。
樹齢1000年以下の杉は、屋久島では小杉(こすぎ)と呼ばれるそうだ。
<今回の山行>
白谷雲水峡・宮之浦岳・縄文杉を堪能するフルコースの山行「世界遺産 屋久島縦走」
全長約24kmにも及ぶ長丁場の上級者向け縦走登山行程で、体力に自信がない場合は難しいコース。
一度山に踏み入れば山中には、茶店も自販機も有人小屋もないので、
寝袋・マット・食料・行動食・水・着替え・雨具・防寒着・代え下着などを50リットルくらいのリュックサックに詰めて背負って山中移動しなければならない。
『屋久島は月のうち、35日は雨』と言われるくらい雨が降るので、徹底した雨対策(レインウエア9)が欠かせない条件。
山中には無人の避難小屋が6軒あるが、いわゆる有人の山小屋(明かりが灯り、食事の提供もある)は一つもない。
食事は自炊で、泊りはテントか板敷の避難小屋となる。
屋久島は登山者の増加によって環境面の問題、とりわけ深刻なトイレの問題がある。
トイレの絶対数が少ないので、屋久島では携帯トイレ(下段参照)の利用を推奨している、
管理人も万が一に備え、携帯トイレを現地で購入し持参した。
シーズン中の縄文杉コースでは、1000人以上が入山することもあり女性のトイレ待ちが数時間に及ぶことがあるとのこと。
わたしたちのコースは、一般的な観光ルートではなく登山者が行く山道で、しかもややシーズンを外れた時期でもあったので、トイレでは大きな問題が起きなかった。
永田岳(1,886m)への分岐点 焼野(やけの)(1,784m)

ようやく宮之浦岳 山頂に到着(09:15)、残念ながら雨
鹿児島県の最高峰で標高1,936m。最南端にある日本100名山(深田久弥)
晴れていれば山頂から360度の展望と海が臨める由。
ちなみに神奈川県の最高峰は、丹沢山塊にある「蛭ヶ岳」(ひるがたけ)で標高は 1,673m。

ついに念願かなって「縄文杉」にご対面!
屋久島島内 最大級の屋久杉で推定樹齢は7200年という説がある
放射性炭素を使った測定法での樹齢は、2170年とか。
内部は空洞なので、一般的に行われている年輪測定法は出来ない由
胸高周囲16.4m、樹高25.3m、標高1300m

縄文杉」観覧デッキからの鑑賞
ハイシーズンは1000人からの人が押し掛けるそうだが、
わたしたちは午後2時に到着、この時間帯は日帰り登山者が皆無なので
わたし達のみの占有観覧となり、ゆったりと対面鑑賞ができました

「縄文杉」を背景に 仲間たちと記念撮影

切り株がハート形で有名なウイルソン株
推定樹齢約2000年、胸高周囲13.8m、胸高直径4.2m、標高1030m
株内の空間は、約10畳の広さ


またまた現れた「ヤクシカ」
尻の形などから、今年生まれた小鹿とか
<夕食のメニュー>
サラダ(細切りキャベツ、鯖の切り身燻製、マヨネーズ)
チキンカレー(フリーズド)
ヤクシカの焼き肉
ドリップコーヒー
焼酎(屋久島産さつまいも焼酎:三岳)
山岳縦走初日を無事終えた安堵感で、全員が焼酎を心ゆくまで楽しむ
明日の行動に備えて 夕方6時に就寝
(避難小屋であり、電灯もテレビもなく、暗くなれば寝るしかない)
