2025年06月03日

「最後の晩餐」の壁画をミラノで鑑賞

最後の晩餐

今から14年前の平成23年12月にイタリア・ミラノにあるオペラのスカラ座へ

ドンジョバンニ」を鑑賞するために妻と旅行しました。

オペラは夜の8時開演で時間があるのでユネスコの世界遺産に登録された

レオナルド・ダ・ヴィンチの壁画最後の晩餐」(The Last Supper)を見るべく

サンタ・マリア・グラツイ協会に行きました。

その思い出をここに再現します。


11時半からの見学を、あらかじめ日本からインターネットで予約しておいた。
旧ドミニコ派修道院の食堂 壁面の高さいっぱいに描かれた作品は、「キリストが12人の弟子に向かって、
自分を裏切る弟子の存在について語っている姿
」が描かれている。

世界中のクリスチャンが見学に訪れるので、予約なしでの見学は難しい。



サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会








サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会(右)と
「最後の晩餐」が描かれている隣接のドメニコ派修道院食堂(左)








ドメニコ派修道院食堂





「最後の晩餐」が描かれている隣接のドメニコ派修道院食堂
真中の扉が入口








最後の晩餐



























テンペラという手法で描かれた巨大な絵に驚き 説明員に大きさを質問したところ、横幅8m、高さ
4mという回答があった。

レオナルド・ダ・ヴィンチの天才ぶりを表す最高傑作「最後の晩餐

中央にイエスキリストが、キリストから左に3人目が銀貨30枚でキリストを売ったユダが描かれている。

    (写真は教会で買った絵葉書をスキャンしたもの)


最後の晩餐写真











内部での写真撮影が禁じられていたが、隠れて撮影した写真。






最後の晩餐の解説






館内掲示の「最後の晩餐」解説文(英文)の一部





「イエスがこれらのことを言われた後、その心が騒ぎ、おごそかに言われた、『よくよくあなた方に言っておく。
あなたがたのうちのひとりが、わたしを裏切ろうとしている』。
弟子たちはだれのことを言われたのか察しかねて、互に顔を見合わせた。
弟子たちのひとりで、イエスの愛しておられた者が、み胸に近く席についていた。
そこで、シモン・ペテロは彼に合図をして言った、『誰のことをおっしゃったのか、知らせてくれ』。
その弟子はそのままイエスの胸によりかかって、『主よ、だれのことですか』と尋ねると、イエスは答えられた、
『私が一きれの食物をひたして与える者が、それである』。
そして、一きれの食物をひたしてとり上げ、シモンの子イスカリオテのユダにお与えになった。
この一きれの食物を受けるやいなや、サタンがユダにはいった。
そこでイエスは彼に言われた、『しようとしていることを、今すぐするがよい』。
席を共にしていた者のうち、なぜユダにこう言われたのか、わかっていた者はひとりもなかった。13:2128

  (引用:http://www.ne.jp/asahi/petros/izumi/arano/arano040924.htm

 
最後の晩餐入場券


入場券(8ユーロ/大人)





Posted by tomato1111 at 00:00