
念願が叶い梅雨の中休みの6月18日(日)に丹沢山系の大山(おおやま)(標高1252m)の日帰り登山を敢行しました。
管理人の楽しみは早朝の多摩よこやまの道の散策です。
79歳と歳を取り今は「防人見返り峠」の往復がそのコースです。
晴れた日に「防人見返り峠」から丹沢山系の山並み、富士山を望んで生きているうちに、
神奈川県の最高峰「蛭が岳(ひるがたけ)」(1672m)への登山、
また左の独立峰 大山への登山をいつも考えていましたが 今回はまず大山登山を実行しました。
大山登山は一般的に大山ケーブルカーを使い阿夫利神社下社まで行き、
そこからの登山ですが、管理人はヤビツ峠(761m)から大山を目指しました。
79歳の爺には 思いのほかに厳しい登山でした。
しかし20代の前半には「元旦の日の出を大山の山頂で拝もう」と考え、大晦日の夕方から大山の山頂を目指して登山を行い、
大晦日には雪のある山頂で日の出を待った経験があります。
同じことを考えている同好の士が多くいて 列をなして真っ暗な登山道を 途中からは残雪さえある道を登山しましたが
若さゆえ苦労とは考えませんでした。
しかし今は 家の中で絨毯にさえ躓く よたよた歩きの爺です。
はるひ野を6時26分に乗車、小田急秦野駅からバスでヤビツ峠へ
ヤビツ峠はバカ尾根を通り人気のある塔ノ岳(1490m)へ向かう丹沢主脈コースの始点でもあり
多くの登山客でにぎわっています。
ヤビツ峠から大山へ向かう最初の登山口である階段
ひたすら樹林の中を大山を目指してイタツミ尾根を歩く
爽やかな尾根筋の歩道は 気持ちが良い
管理人の行動が朝早いので 登山者が少なくベンチも無人
イタツミ尾根の途中で、富士山を望む
木々の間から下界の街(秦野?)を望むケーブルカー、阿夫利神社からのルートとの分岐点「ヤビツ峠分岐」
「ヤビツ峠分岐」を過ぎると、大山山頂にある「大山阿夫利神社本社」最初の山門をくぐる
大山山頂にある「大山阿夫利神社本社」の二度目の山門をくぐる
朝10時に念願の大山山頂(1252m)に到着、山頂は広い
大山山頂にある「大山阿夫利神社本社」奥の院
阿夫利神社は 「雨降り山」とも呼ばれ古来より雨乞いの神、農耕の神として人々の信仰を集めてきました大山山頂にある「大山阿夫利神社本社」奥の院で得た 御朱印
「大山頂上本社 大山阿夫利神社」とあります
都心の気温が30度を超えたというときの山頂の気温
山頂より若干低い位置での標高
登山者は日陰で思い思いの休憩時間を過ごす
管理人の楽しみは おにぎりを食べることなり
山頂から望む下界の景色
気持ち良い微風がふいていて 汗がひく
下山途中で出会った歩荷(ぼっか)さん、
仕事として山頂のお店へ荷物(ビール・ジュース・水など)を運びあげる。
この歩荷さんの荷物重量は70kgのよし
登山道は 不規則な石が連続、途中からは石の階段が際限なく続く
持参したストックが思いのほかに 役に立った
見晴台(760m)から望む富士山の雄姿
阿夫利神社下社境内から山頂を目指す登山口、山門をくぐって登山を開始する
阿夫利神社下社
神社とは言え、標高680mの大山中腹にあり(大山ケーブルカーがあるが)、拝観は容易ではない
阿夫利神社下社の中に こんこんと湧き出る神水(大山名水)がある
誰でもこの水を飲むことができる、管理人はペットボトルに汲んだ
スマホの歩行計表示
山岳雑誌「山と渓谷」で大山登山に潜む危険の特集号からの転載
道迷い、疲労、転倒、滑落の事故が多いとされている
特に転倒事故、滑落事故が多発している由
実を言うと大山下山で あえて危険な男坂を選び下山したが 途中で2回転倒を経験。
2回目はしばらく立ち上がれなかった。
そしてあえてケーブルカーを使わず、すべて自分の足で最初から最後まで登山をした
朝日新聞2023年6月16日朝刊 記事