
今日から立秋(8月7日)までが、暦では夏とされる。
黒川の山野は新緑に溢れ、風も爽やかで、いよいよ夏への助走がはじまった。
世界大百科事典 第2版の解説
二十四節気の一つで暦法上では4月節といい,七十二候では〈蛙始めて鳴く〉候に当たる。
現在では太陽が視黄経45゜にあるときと定義されていて5月5〜6日ころになるが,
旧暦の日付では3月15日〜4月15日の間のどこかになる。
その時代には4月を孟夏といい4〜6月を夏としていたが,詩歌では立夏の日からを夏と扱っており,
ほととぎすが忍び音で鳴くころを迎えたのである。【内田正男】