
劇団民藝2月公演『ノア美容室』を2月12日(日)に鑑賞しました。
コロナ禍の中 入場者、出演者・関係者が新型コロナウイルス感染症拡大予防対策を徹底しての公演が始まりました。
2013年8月。瀬戸内地方の農村で、地元の人が「パーマ屋」と呼ぶ美容室を営む緑。
彼女で四代目となる「ノア美容室」は、村人の暮らしを彩り、村に欠かせない社交場となってきた。
しかし村は高齢化し、馴染み客がだんだんといなくなっていく。
折しも高速道路建設の工事が始まり、補償金を貰って土地を手放し町へ越していく村人が後を絶たない。
地元銀行の支店長である息子肇も早く立ち退くよう緑に強く勧めてくるが、「こがな歳」になったと言う緑にとって、
美容室での隣人との会話が、いま一番の楽しみである。……。
2月19日(日)まで、新宿サザンシアターズで公演中です。
暗い話題や環境の多い中で 舞台文化でわたしたちに希望と明るい話題を提供している劇団民藝の姿勢に多いに感謝です。
(左:公式パンフレット)
(参考:劇団民藝 索引)
(参考:「ノア美容室」の概要)