西ドイツ駐在中に 友達の勧めでドイツらしい特産品の鉄道模型を買いました。
殆どのドイツ人は一生のうちに 一回は遊んだことがあるメルクリン社の鉄道模型。
冬が長いドイツでは外で遊ぶことができないため、暖かい部屋の中で遊べる鉄道模型は
殆どの家庭にあるそうです。鉄道模型とアナドナルナカレ!
メルクリン社の歴史は 今から163年前の1859年(安政6年)創業という。
祖父が買ったメルクリンの車両が、祖父から父へ、父から子に、子から孫へ連綿と引き継がれていきます。
そして一度販売した製品のアフターサービスは完璧で
例えば祖父が購入した車両に不具合が生じても修理が可能で問題なく復旧できます。
車輛を構成しているパーツの一つ一つに製品番号で管理されており、
50年前の車両部品であろうと製品番号がわかりさえすれば 現在でも手に入ります。
日本製品の保証期間は数年で 部品供給期間は10年未満が普通でしょう。
西ドイツの鳩時計も 同じようにパーツの番号がわかれば
今でも酢十年前の部品が供給されます。