今日は旧暦の8月15日。
そして今夜の月は、中秋の名月(ちゅうしゅうのめいげつ)と呼ばれている満月で別名は十五夜(じゅうごや)。
澄んだ秋空に昇るこの丸い月はやがて中秋の名月と呼ばれ、これを観賞する風習があります。
そして今から60年以上の前の子供のころの十五夜の楽しみに、団子盗みがありました。
そのころの黒川の農家は わたしの家を含めて藁ぶき屋根で、どこの家にも座敷に続いて縁側がありました。
秋は収穫の時期でその年の収穫物を月に供える風習があり、
昔から黒川でも縁側に団子や収穫したサツマイモ、サトイモ、禅寺丸柿、栗などとともにススキの穂を飾っていました。