歳を取ると人間の器官に不調が発生します。
歯が抜ける、髪の毛が抜ける、足腰が痛くなり歩行が難しくなる、視力が落ちて見え方が落ちる等・・・。
後期高齢者の管理人も これらすべての不調に見舞われています。
視力が落ちていた管理人は あちこちに忘れ物をする習性があるため、
100円ショップのメガネをあらゆるところに置いて対応していました。
すべてのカバンの中に、寝室、トイレ、リビング、机の上、TVの上などに置いていた。
高齢者の白内障の症状が悪さをしていると思い、新百合ヶ丘の眼科で検査をしたところ、
やはり白内障の症状があり、当時の視力は0.3から0.4とのこと。
白内障の手術を勧められたが 単焦点のレンズしか扱わないということで
多焦点レンズを扱う別の眼科病院を探しました。
麻生区内にある総合病院を含めて 多焦点レンズを扱っている眼科医院は 皆無でした。
単焦点レンズの場合は 見え方が近距離か遠距離のどちらかを選択する手術のため、
手術後は 目がメガネが必要になります。
何故なら 近距離を選択した場合は 遠距離が見ずらいため メガネが必要になり、
遠距離を選択した場合も同様です。
人間にとって目は特別に重要な器官です。
そこで多焦点レンズを扱っている眼科医院を集中的に探しました。
都内に年間1500件以上の白内障手術を手掛けている女性のすご腕ドクターがいる眼科病院を見つけました。
早速 その眼科病院を訪ね、そのドクターにあって話を聴きました。
ドクターは現時点で得られる殆どの多焦点レンズの手術を行っていて すべての経験がある由。
しかも目の手術とは言え 手術後にはいろいろな合併症が起きる可能性があるが、どのような合併症が起きても、
今までの経験からすべて治療することが出来るので心配は無用とのことでした。
昨年の9月にその女性すご腕ドクターに、左右の目に 多焦点レンズ使った手術をお願いし 実行しました。
単焦点レンズの手術は健康保険が適用可能ですが 多焦点レンズは自由診療扱いであり レンズの種類にもよりますが
片目だけで20万円から40万円の費用がかかります。
最先端医療技術のレーザー白内障手術(すべてコンピュータ制御で行う)の費用は 片目で80-90万円以上です。
わたしの場合はコンピューター手術中に 不作為の停電等が発生した場合の怖さを恐れ、女性すご腕ドクターのマニュアル手術を選択しました。
手術をしてから10カ月以上が経過しましたが 手術後の裸眼で1.0から1.2以上の視力で 日常生活で殆どメガネが不要になりました。
多焦点レンズですので 40cm位離れたスマホや 70cm位離れたデスクトップパソコン、車の運転など 何処もよく見えます。
家の中に置いてあったすべてのメガネを回収しました。
多焦点レンズの寿命は100年とのこと、管理人の寿命は あと数年?
しかしお金がかかりましたが 白内障の手術で多焦点レンズを選択したため 目の前の人生が大きく開かれました。