何気なく読んでいた新聞に聞きなれない言葉が出てきた。「社会調整」という。
読み進めると 昔起きた子供の連れ去りが、地元政府による公的な連れ去りだったと言う。
地元政府は当時の衛生当局の政策に基づき人口抑制するため「社会調整」としての連れ去りだったとのこと。
しかも政府は無責任なことに「子供の行先についてはいかなる記録も残っていない」と何処にいるかが分からないという無責任さ!
もしわたしがこの国の国民で『高齢で労働ができず社会貢献ができなくなった場合は、
「社会調整」と言う名目で、いずれかの収容所?へ放り込まれるかも知れない』と考えました。
恐ろしい国の 恐ろしい政策です。
わたしは 作家 深澤七郎の小説「楢山節考(ならやまぶしこう)」の おりん婆さんが
70才になり食を減らすために山に捨てられる作品を思い浮かべました。