後期高齢者の管理人に 免許更新に必要な検査・講習のハガキが神奈川県公安委員会から届きました。
改正道路交通法が今年の5月13日から施行され、75歳以上で一定の違反歴があると、
運転免許の更新時に運転技能検査を受検しなければならなくなりました。
管理人は残念なことに 一時停止ゾーンで車を停止せず減速して通過した事例が違反と認定されたため
この運転技能検査を受けて合格しなければ 更新が行えないということで
6月16日に二俣川にある運転免許センターで受験し 幸いなことに100点満点で合格しました。
合格したことにより同日に認知症検査を受検することができ、
最も心配していたこの検査も合格することができました
高齢者運転免許更新の流れ

運転技能検査
オートマチック車の助手席に試験官が同乗し、被試験者と二人で二俣川の運転コースを走行して
運転マナーを採点する検査で100点満点からの減点法。
ポイントは 交通信号ゾーン、一時停止ゾーン、右折走行、左折走行、障害物退避走行、
段差乗り上げ、横断歩道ゾーン、定速走行(40km/h)などの運転状況の対応が採点されるます。
管理人は有難いことに 100点満点で合格でした。
認知機能検査
一斉に検査を行うのではなく、運転技能検査の合間に 個人単位での検査。
ツールにタブレット端末と両耳イヤホンを使って、受験者のペースで検査が行われます。
従って検査が始まる人、終わった人、待機している人が同じ時間に同じ部屋で検査が行われます。
最近の検査内容に 指定した時間を丸い時計の図に書くという問題が無くなっていました。
タブレット端末と教官の機器はリアルタイムで繋がれていて、
受験者の回答内容(それまでの正誤や得点の累計)が表示されている?
わたしの場合も提示されたイラスト図16枚の記憶を 思い出しながら回答していたら、
タブレットにそれ以上の回答は不要と言う表示が出ました。
わたしの得点が 合格ラインを上回ったという経過により それ以上の回答を求めないということでしょう。
タブレットのペンを置いて数分したら係官から
『「認知症の恐れがある」基準には該当しませんでした。』という「認知症機能検査結果通知書」を受け取りました。
まわりくどい表現の通知書であり、単純に「認知症機能検査に合格しました」の方が単純でわかりやすいと考えますが。
いずれにせよ後期高齢者免許更新の砦(運転技能検査・認知機能検査)を突破することができたので ホッとしました。
あとは講義と運転適性検査のみの高齢者講習を1時間受講すれば、確実に免許が取得できる道が開けました。
この高齢者講習も運転免許センターで空いている日時の予約が その場で行えて6月27日(月)を予約しました。

余談ですが
管理人はサラリーマン生活を大手町にあった本社で始めたのですが、当時は組合員であるという待遇でもありました。
運転免許を取得希望する社員は 会社が協定を結んでいた葛西にある自動車学校へ
業務中に通うことができる特典がありました。
ある時、自動車学校の教官と意見の食い違いから喧嘩になり、免許を取得する前に 潔くその学校を退学しました。
そして直ぐに二俣川の運転免許センターで 学科試験と運転コースでの実車を使った技能試験を初めて受けたところ
運よく合格したという想い出の場所です。
今から55年以上前の実話です。