西ドイツに家族で駐在しているとき、休日のドイツ国内や近隣の
オランダやベルギー、フランスへ車で旅行していました。
ドイツ南西部の美しい森の街々を巡っているときに 鳩時計に出会いました。
時が来ると鳩が窓を開けて顔を出し、そのあとすぐに子どもたちが
オルゴールのメロディーに合わせて踊りだします。
そして庭の木こりが斧を振り上げて、木を切り始めます。
それらの動力は電池でなく重りです。
30年以上前の駐在員時代に購入した鳩時計は 部屋に飾っていましたが
動かなくなってしまい、日本橋にある鳩時計専門店 (株)森の時計に修理を依頼しました。
店のオーナーは古いドイツ製のわたしの鳩時計を見て、
30年以上の物であってもドイツのメーカーは部品を保存しており
現地から取り寄せてメカ部を交換して修理可能ということでした。
ドイツメーカーの品質保証・アフターサービス精神には 驚きます。