2022年04月25日

懐かしい鳩時計

はと330西ドイツに家族で駐在しているとき、休日のドイツ国内や近隣の

オランダやベルギー、フランスへ車で旅行していました。

ドイツ南西部の美しい森の街々を巡っているときに 鳩時計に出会いました。

時が来ると鳩が窓を開けて顔を出し、そのあとすぐに子どもたちが

オルゴールのメロディーに合わせて踊りだします。

そして庭の木こりが斧を振り上げて、木を切り始めます。

それらの動力は電池でなく重りです。

30年以上前の駐在員時代に購入した鳩時計は 部屋に飾っていましたが 

動かなくなってしまい、日本橋にある鳩時計専門店 (株)森の時計に修理を依頼しました。

店のオーナーは古いドイツ製のわたしの鳩時計を見て、

30年以上の物であってもドイツのメーカーは部品を保存しており

現地から取り寄せてメカ部を交換して修理可能ということでした。

ドイツメーカーの品質保証・アフターサービス精神には 驚きます。


森の時計のホームページ

ネット600























鳩時計も昔の製品は すべて機械式でしたが 今は クオーツ式が中心です。

しかしわたしの鳩時計は クオーツ式以前の機会モデルであり、今となっては貴重なものです。

わたしの機械式モデル相当品も ドイツでは売られていて 価格はクオーツ式の倍以上で

15万円くらいするとのことでした。

重りが3本あり 一つは時計の刻み もうひとつはハトや子どもの踊り、最後の一つはオルゴール駆動用です。

クオーツ式の鳩時計の方が 取り扱いが簡単で楽ですが わたしのメカ式鳩時計は思い入れがあり、

かつ手のかかる時計であるので、修理費がかかっても愛用するつもりです



森の時計 店内に飾られている鳩時計

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鳩時計2000
























森の時計 店内に飾られている鳩時計

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鳩2048






























時計700



























森の時計 カタログから転載

時計699
























































森の時計 カタログから転載

時計701