黒川に数えで100歳まで生きておられた方がいました。
その人は 川端岩蔵さん。
藁ぶきで土間に囲炉裏がきってある昔ながらの農家に住み 農業を生業に生活していた黒川の最古老でした。
その岩蔵さんが古来から栽培していた独特の豆が「岩ちゃん豆」と呼ばれる「いんげん豆」の一種があります。
先日の朝日新聞(2月1日夕刊)に 全国の伝統野菜という記事があり
その中に黒川の「岩ちゃん豆」に触れているのを見て 驚きました。
黒川に数えで100歳まで生きておられた方がいました。
その人は 川端岩蔵さん。
藁ぶきで土間に囲炉裏がきってある昔ながらの農家に住み 農業を生業に生活していた黒川の最古老でした。
その岩蔵さんが古来から栽培していた独特の豆が「岩ちゃん豆」と呼ばれる「いんげん豆」の一種があります。
先日の朝日新聞(2月1日夕刊)に 全国の伝統野菜という記事があり
その中に黒川の「岩ちゃん豆」に触れているのを見て 驚きました。
岩ちゃん豆は 初夏にタネを蒔き 成長するのが8月末から9月にかけてであり、台風シーズンに当たります。
そのため成長した岩ちゃん豆が台風に当たり 成長を妨げられるという問題があります。
しかし収穫した岩ちゃん豆は 真っ白の丸い豆で 煮て食べると柔らかい独特の美味しさがあります。
その豆を絶やさないように黒川の有志の農家が 毎年 細々と継続して栽培して守ってきました。
管理人も有志から種を分けて戴き 栽培してきましたが 何時か種まきを忘れてしまいこの数年は栽培していません。
小屋には4−5年前のタネ豆がありますが 発芽するかはわかりません。
岩蔵さんは 昔からの生活様式を守り 現代の生活とは無縁の世界でした。
煮炊きは かまどでご飯を炊き、煮物・汁ものは囲炉裏に掛けた鍋で食事を作っていました。
テレビも置かずラジオの情報と自分が得た知識で 生活を営んでいました。
畑でも化学肥料は一切使わず 秋から冬にかけて落ち葉を丁寧に畑に漉き込んで肥料にしていました。
やまざる
川崎市黒川(当時の住所表示)の農家に生れる。
来世も菩提寺である黒川の西光寺で、永遠の眠りにつく。
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