寒い日が続くと 温かいものを食べたくなります。
面倒くさくなく簡単で 材料を選ばない料理に「おじや」があります。
農家生れの子ども時代に 母親が良く作ってくれて食べた記憶があります。
貧しい農家ですから高級な食材があるわけでなく あるのは家で生産した米・麦・味噌・醤油・油に季節の野菜だけです。
従って食事は 麦ごはんと野菜だけが入った味噌汁、それに味噌漬けの漬物が平時のご飯でした。
時折 自家製小麦粉を使って「うどん」も食べていました。
そのような時の冬の昼食は、朝の残り物のご飯と味噌汁を鍋に入れて煮込んだ「おじや」が定番だったと記憶しています。
昔を懐かしんで平成の今 自分の昼食は「おじや」を作って食べる機会が多くなっています。