2020年12月17日

宇都宮の気温より低い…黒川地区

24a5fa62-s 黒川地区における気象に関する勉強会」を 15日受講しました 
  講師は 明治大学環境気象学研究室の専任講師 。 
  主催は 生産組合黒川支部で 事務局は川崎市都市農業振興センター 

管理人は幼い時から
 亡き父から
野菜の種まきは 宇都宮や前橋気候に合わせてするのが良い」と聞かされていました 
黒川で生まれ育った管理人は 黒川の寒さが他地区と違うことは実感していましたが 
今回の勉強会で その事実を定性的定量的に裏付けられていることを改めて認識した次第です 
冬の積雪も黒川の積雪量と他地区の量を比べても 黒川の方が多くて融雪も遅いのが実情です。 


明治大学が黒川内に5カ所の気象定点観測地点を設置1〜2分間隔で3年前から測定を実行しているのです。 
明大黒川農場観測点では気温風速風向全天日射量正味放射量相対湿度」の主要項目の測定を行い、
他点では「気温・風速・風向」を1カ所、「気温・風速・風向」を1カ所、「気温・風速」を2カ所、「気温」を1カ所で測定を行っています。
 
設置場所も谷底地点や高地店などの特徴ある場所選ばれています 

気象庁
測定しているアメダスは 近辺は府中市であり そのデータは黒川の気象を反映していません。 
その測定結果から
黒川内においても 測定個所により最低気温の地点差が多く 2018年の2月の最適温データでは 
  −4.3℃とー7.7℃と3.4℃もの違いがあった。
 
同じ日の宇都宮の気温はー5.5℃、府中はー5.4℃、八王子ー5.3℃、横浜はー0.4であり
 
  黒川の最低気温ー7.7℃は宇都宮のー5.5よりも2.5℃も低い結果が示されていた。
 

 

また明治大学では黒川地区内設置した5カ所の気象定点観測のみならず
平面観測も任意に行ってデータを収集しています 
平面観測とは 同じ日の同じ時間帯に気象観測機器を持って黒川の主だった道路を走りながら測定するもので 
GPS機器も併用しているため 地点・地点間のデータの違いが測定されます。
 
勉強会当日の夜も 明治大学により黒川地区内の平面気象観測を実行するとのことでした。 

これらのデータは
 黒川を構成している主要な地点の年間を通しても気象条件特徴が把握できるため 
その気象に合わせた特徴ある野菜などの農業生産計画に 大いに役立つものと期待されています
 
黒川に明治大学黒川農場が出来たため 農業に関する情報・知識・技能が黒川の農業に伝達されて 
科学的な農業を営むことができて幸いなことです。
 
最近では 明治大学黒川農場の指導を受け川崎市内でも他地区には無い 
黒川の特産物としてアスパラの栽培が行われており、春のセレサモスで好評を得ています


Posted by tomato1111 at 00:00