12月1日(火)の朝日新聞夕刊の記事タイトルに
『現場へ!千歯扱(せんばこき)と唐箕(とうみ)ばかりの意味』が目についた。
この数十年、目や耳にしない言葉「千歯扱(せんばこき)と唐箕(とうみ)」の文字が とても懐かしく感じたのだ。
今の若い人は 意味が分からないだろう?
後期高齢者の管理人は農家の長男坊、子どもの頃は親の農作業を手伝っており、
当時の電化されていない農機具として千歯扱と唐箕を扱ってきた経験がある。
現代の若い農業人も 知らない人が多いのではないか?
12月1日(火)の朝日新聞夕刊の記事タイトルに
『現場へ!千歯扱(せんばこき)と唐箕(とうみ)ばかりの意味』が目についた。
この数十年、目や耳にしない言葉「千歯扱(せんばこき)と唐箕(とうみ)」の文字が とても懐かしく感じたのだ。
今の若い人は 意味が分からないだろう?
後期高齢者の管理人は農家の長男坊、子どもの頃は親の農作業を手伝っており、
当時の電化されていない農機具として千歯扱と唐箕を扱ってきた経験がある。
現代の若い農業人も 知らない人が多いのではないか?
千歯扱き(せんばこき)
我が家では父が出来の良い稲わらから翌年使う種もみを 取り出すときに使っていました。
少量の脱穀作業を行っていたのです。
たくさんの歯を並べ、穀物を歯と歯の隙間に挟んで引いて脱穀する農具です。
歯が多くあるから千歯扱き、千把扱くことができるので千把扱きと呼ぶなどの説があります。
歯の数は、実際は19本、23本、25本で奇数が一般的です。
歯の間隔は、約2〜3mmです。江戸時代は歯の断面は長方形でしたが、明治時代には台形となります。
大正時代に回転式の足踏脱穀機が出現するまでの約200年間、広く愛用されました。
唐箕(とうみ)
風の力でさまざまな選別ができる便利な農具です。
籾や玄米を供給するための漏斗(ろうと)、手回しハンドルで羽根車を回転させて風を送る起風胴(きふうどう)、
選別風胴(せんべつふうどう)、そして選別口からできています
漏斗から落とされた混合物は、起風胴から送られた風により、重さによって選別されます。
例えば第一口には玄米や籾のような重い物、第二口には比較的軽いくず米など、
そして第三口は藁くずや籾殻などの軽い物が吹き出されます。
羽根は一定の速さで回さないと選別にむらが出ます。
やまざる
川崎市黒川(当時の住所表示)の農家に生れる。
来世も菩提寺である黒川の西光寺で、永遠の眠りにつく。
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