2020年08月29日

客引きとの駆け引き・いたずらの思い出

フランス国旗フランス・パリ・モンマルトルのキャバレームーランルージュについての思い出に触れたが、もうひとつ面白い思い出がある。

それは客引きとの駆け引きだ。

ムーランルージュを出て、深夜のモンマルトルを歩いていると、多くの客引きが声をかけてくる。

ムーランルージュの司会者のごとく、多国の言葉を操り、声をかけてくる。

さすが世界の観光地パリの客引きも国際的である。

通り掛かった人の風袋を見て、どこの国の人か?何語を理解するか?を瞬時に見分けて 声をかけてくるのである


昼間の仕事が終わって、深夜のモンマルトル街を歩いていると、わたしをジッと見つめた後で

お兄さん、遊んでいかない?少しだけ。」

などと わたしを日本人であると予想して、日本語で声をかけてくるのだ。

そこでわたしが取ったアクションは、

んかよますに・・・、んだ。 ◎X?!○???!+++・・・」と、
口から出まかせの自分でも意味が分からない言葉を、自信をもって声に出すことだった。

これを聞いた客引きのお兄さんは、今まで世界各国のお客さんを相手にしてきたのにもかかわらず、
どこの国の言葉にも当てはまらないため わたしの言葉が理解できない。

客引きは首をかしげて、声掛けをやめてしまうのだった。

 
それともう一つは、パリの凱旋門近くシャンゼリア通りでの客引きとの対応だが、
相手がわたしを日本人と予想して、日本語で話しかけてきたときのこと。
客引きが外地フランスで 日本語で声をかけてきたときに、
あれ!日本語ではないか?」と即、反応して、声をかけてきた人に関心を持ち、そちらを見るとか、
声をかけてきた人を探すように振り返るような反応をすれば、日本人だと理解されてしまう。
わたしは一切無関心を装い、ひたすらに前を見て、まっすぐ歩き その場を離れることにしている。

凱旋門550
 






























今度はいたずらの話。

ドイツに駐在していると、日本から多くの偉い人が出張でやってきて、夜の街を案内するように求められることがある。

その時は、偉い人の名前がわかっているので、客引きのお兄さんにその人の名前を教えて覚えこませておき、
その人を夜の街に案内した時に、客引きのお兄さんにわたしが目くばせで合図を送る。

客引きのお兄さんは、わたしの合図を受けて、すかさず

鈴木さん、いい娘がいるよ!どう・・・」と日本語を使って、偉い人の名前で声掛けをさせるといういたずら。

 

これを聞いた偉い人は、びっくりして『何で俺の名前を知っているんだ?』と反応するが、
わたしは知らんぷりで、
多くの日本人がここに足を踏み入れるので、日本人の多くの名前を知っていて、口から出まかせではないか?
あるいは、ここへ 前にも来たことがあるのですか?

と、とぼけることにしていた。

面白くも楽しい海外駐在員生活の思い出なり!



Posted by tomato1111 at 00:00