2019年12月28日

劇団民藝のおもちつき

0民藝餅つき250
暮れも押し迫った12月27日(金)、黒川にある劇団民藝では毎年恒例のお餅つきが行われました。

木臼が二つ民藝の1階に置かれ、朝の7時ごろから準備に入り 
機械を使わず人力で300kg(昔の米俵換算で5俵)もの莫大な量のもち米をつきあげていました。

わたしも民藝のお誘いを受け、今年も餅つきに参加しました。

農家だった子どもの頃は 家の中に土間があり、そこで餅つきをしましたが今の家には土間が無く自宅での餅つきが行えません。
若い民藝のスタッフの勢いのある掛け声に合わせて

全身を使って清らかな餅をつき上げました。
劇団民藝の餅つきは、わたしにとって年末恒例行事の一つになっています。

 (参考:
劇団民藝索引


素人の餅つきと侮るなかれ、さすがよくまとまった劇団民藝のスタッフは、餅つき道具の配置から手順まで無駄なく準備され、
次々に蒸しあがるもち米を若手劇団員がテキパキとつきあげる様は流れ作業のよう。

0民藝餅つき600





















特に餅つきは蒸かしたもち米を臼でつぶす作業・こねが重要でこの作業が餅つきの半分を占めますが、

団員たちの腰の入ったこねは実に見事でした。

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つきあがった餅は、これまた多くの女性若手団員が要領よく小さな丸餅に仕上げていきます。

さすがに広い稽古場の床には、次々に丸餅が届いて雪花か白い花が咲いたように変身していきます。

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また飛入りで参加した管理人(後期高齢者の爺)も農家だった頃の餅つきを思い出し、昔取った杵柄(きねづか)とばかり、

日頃のストレスを吹き飛ばすべく、力一杯 二臼の餅をつきあげました。
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自分でついた柔らかい餅は、あんころ餅・納豆餅・辛み餅にしてその場で戴きました。

また餅をつく前の蒸かしたモチ米の味は 格別で、おいしく戴きました
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来年2019年の劇団民藝の素晴らしい公演を楽しみにしています


Posted by tomato1111 at 00:00

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