朝日新聞2019年9月6日(金)の社会面で 興味のある記事があった。
「高齢になって自動車の運転をやめた人は、運転を続けた人に比べて
要介護となる可能性が2倍高くなる」という記事。
一般に高齢者は身体能力や認知機能が落ちるため、事故の予防を考えて
運転を差し控えるように社会では仕向けられている。
しかし運転は その人の能力の維持に役立っているのだろう。
結論として「事故の予防はもちろん大切だが 高齢者に対する安全運転の支援や、
運転をしなくても移動がしやすい街づくりといった対策を急ぐべきだ」とあった。
これは何も運転に限ったことではなく 高齢者が積極的に心身や頭脳を動かす取り組みをすれば
ボケの進行を遅らせることができるということを示していると考えた。