郷土資料館が発行している機関紙「柿生文化」第12号に 「柿生を愛した文学者」という記事がある。
こには「狐狸庵(こりあん)」こと遠藤周作と評論家 川上徹太郎氏について触れている。
管理人やまざるは 遠藤氏の人間臭さの人柄が大好きで 氏の文学作品は殆ど読み手に入れた。
カトリック教徒として「沈黙」や「海と毒薬」のようなシリアスな作品を書く一方、下ネタを織り込む人間臭さを作品に
面白おかしく書く「狐狸庵閑話」があるように 高く留まっていないのが好きなのだ。
管理人やまざるが「ぐうたら百姓」と自称しているのも、彼の生き方を真似したいためにつけた。
サラリーマン時代の昭和45年、勤務中に朝日新聞文芸部に電話をかけ、遠藤周作の電話番号を教えてもらって、
自宅へ電話をかけて本人と雑談したこともある。
遠藤家へ遊びに行きたい旨申し出たが、本人はイスラエルからの出張から帰国したばかりなので一週間後に来いと言われたが
わたしの仕事が忙しくなり 指定された日に訪問できなかったのが悔やまれる。
(遠藤周作氏の長男 遠藤龍之介氏が今年の6月13日 フジテレビの社長に就任)