現役を退くと 現役時代の戦闘服である背広が小さなタンスの中で大きなスペースを占めている。
それぞれの背広には 思い出がこもっている。
大手町の職場だったので、昼休みには三越本店や高島屋へ足を運び 衝動買いした背広も多い。
後期高齢者となった今、オーソドックスな背広を着る機会は殆ど無い。
戦中派の管理人は もったいないと考え、捨てたり廃棄することができず
よく言われている「箪笥(たんす)の肥やし」になっている衣類。
片平に『洋服ポスト しらかし園』があるので、高齢者の身辺整理もかねて しらかし園へ預けようと考えている。