今年のゴールデンウイークは、素晴らしい幕開けだった。
4月27日(土)新百合ヶ丘で開催された アルテリッカしんゆりオープニング公演 藤原歌劇団「蝶々夫人」
を昭和音楽大学 テアトロ・ジーリオ・ショウワ(歌劇場)でゆったりと観劇したことです。
藤原歌劇団の得意とする「蝶々夫人」、日本人が演じる日本をテーマにしたオペラは、
作品に感情移入することが容易で理解しやすい。
管理人はヨーロッパ駐在中に現地人が演じる「蝶々夫人」を観劇したことがあるが、舞台の設えが可笑しく、
歌手の和服着装も変であり 日本人のメンタリティを十分理解していないためそれが気になってしまった。
イタリアの作曲家プッチーニの作品で 今から115年前に初演したオペラは今でも世界中のどこかで
今この時も演じられているという名作。
新百合ヶ丘にある昭和音楽大学の馬蹄形をしたヨーロッパスタイルの劇場で演じられた、19世紀の長崎を舞台にした作品で
今まで見てきた各多くのオペラの中でも 最も秀逸な歌劇だったと感激している。