2019年04月19日

「新正午浅草」…劇団民藝4月公演を観劇して

荷風250

新宿紀伊国屋サザンシアターで4月17日(水)から4月28日(日)まで公演されている
吉永仁郎作・演出劇団民藝4月公演「新正午浅草
」荷風小伝を4月18日(木)に観劇しました。
この芝居は 気になっていた永井荷風を採り上げた大人の物語

荷風役を御年85歳の水谷貞雄さんが 
約2時間45分にわたる舞台で最初から最後まで出演し好演、素晴らしい演技に拍手を送ります。

水谷さんは背筋を伸ばし、はっきりとした話し方で 最後までセリフをよどみなく繰り出している演技に、
若輩者の管理人は簡単なことでも頭に入らず周囲のものから笑われているのとは 
大違いで 民藝の役者層の厚さに頼もしさを感じました。

玉の井の娼婦役のお雪を演じた飯野 遠(いいの おん)さんの艶めかしさ、
昔の妾だったお歌を演じた白石珠江さんと荷風のやり取りも印象的でした。


4月28日まで
新宿紀伊国屋サザンシアターで上演されていますので、是非、ご覧ください!

また連休中の5月6日には、
麻生市民館大ホールで劇団民藝「夏・南方のローマンスが公演されますので 足をお運びください!

 (左:公式パンフレット)
 (作品紹介記事
 (参考:劇団民藝 索引


左から飯野遠玉の井の娼婦役のお雪水谷貞雄(永井荷風)
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左から白石珠江昔の妾だったお歌水谷貞雄
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左から飯野遠、水谷貞雄
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水谷貞雄
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左から水谷貞雄、みやざこ夏穂(カメラマン)
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