今日は、七十二候の一つ「半夏生」(はんげしょうず)から作られた暦日。
かつては夏至から数えて11日目としていたが、
現在では天球上の黄経100度の点を太陽が通過する日となっている。
『片白草』(かたしろぐさ)
☆------植物「ハンゲショウ(半化粧・半夏生)」の異名------
葉っぱの片側が白くなることから、『片白草』という異名を持つ植物があります。
標準名は、「ハンゲショウ」。
暦の半夏生の頃に花が咲くので、「半夏生草(はんげしょうそう)」、
それを略して、「半夏生」と呼ばれるようになりました。
まるで、半分、白塗りのお化粧をしたようなので、「半化粧」とも書きます。
穂のようになって咲く花は、とっても地味。
それを目立たせるために、葉が白くなるのだそうです。
といっても、きちんと半分、白くなるわけではありません。
少しだけ白いのや、葉のほとんどが白いものなど、さまざま。
ただ、そろっているよりも、かえって目立つような気がします。
一年の半分が過ぎて、私たちも、やりかけていることが、多いのではないでしょうか。
『片白草』の葉は、花が終わると、元通りの緑一色に戻ります。
でも、私たちの場合は……。
満ち足りた気持ちで、一年の終わりを迎えるために、
少しずつでも、前に進むことですね。
(出典)山下 景子 『センスを磨き、幸せを呼ぶ〜夢の言の葉〜』
やまざる
川崎市黒川(当時の住所表示)の農家に生れる。
来世も菩提寺である黒川の西光寺で、永遠の眠りにつく。
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