地球温暖化の影響で、暖かい紀州地方のミカンが黒川地区でも容易に栽培ができるようになってきた。
わたしは7-8年前から庭先に 種類の異なる収穫時期が異なるミカンを植えている。
孫たちが 庭先で取れるミカンを食べて欲しいという気持ちからだ。
最近の最も魅力的なミカンは「媛マドンナ(ひめまどんな)」。
これは愛知県が開発した特許品種・戦略品種で、県外への持ち出しが厳しく制限されているが、わたしはあるルートを通じて入手し栽培していた。
これ以上のミカンは無いというほどの魅力的なミカンだったが、『美人薄命』の運命で枯れてしまった。
一般に評判の良い『ミカンの大トロ』と評されている「せとか」苗木も 数年前に購入したが素人果樹栽培者のためか 枯らしてしまった。
そこで改めて「トゲなしせとか」を発注し、このほど定植した。
大事に育てたい。
今は 極早生品種の「日南の姫(ひなのひめ)」が、庭先で鈴なりに実を付けて収穫を待っている。