日本経済新聞2018年7月18日(水)の文化欄に目をやって、引き付けられた。
そこには『97歳 私はピアニスト』とある。
信じられないと思って記事を読み進んだ。
わたしは記事の筆者 室井さんより20歳以上若いが その室井さんの意気には完全に追いつかない。
論理的な記事の展開、内容の緻密さ、年代の正確な把握など 頭脳の若さに驚かされる。
記事には「60歳を前に このままでは人間として成長しないと考えた」とあり、
一般には60歳まで生きてきたので今後は余生を楽しもうと考えてしまうのだが!
わたしなどは 年相応にボケており 隠れ認知症を患っていて 近々のことは記憶からすぐに消えてしまう有様。
忘れないようにメモを書いたメモ用紙をどこに置いたかを忘れ、更にメモを残したことまで忘れてしまう始末。
室井さんの若さの理由は本人に聞かなければわからないが、ピアノという打ち込むべきことがあり、
前向きな気持ちの持ち方がポイントかと考えている。