2018年05月06日

金時娘に会いに 金時山登山!

0金太郎3000金太郎と道標450













箱根へは気軽に行くことができるが、ただ一つ 金時山に登山した経験がなかった管理人は、5月5日(土)に単独登山をしてきた。

金時山は神奈川県と静岡県の間に位置する観光地として有名な箱根山の北西部に位置する標高1,212m
金太郎の舞台にもなった山で、日本三百名山にも選ばれている。
幸いなことに5月5日は終日快晴と言う予報が出ていたので、金時山山頂からの富士山眺望を期待して登山を実行。
74歳の管理人は 老い先 短い今  体力のある時に 実行しなければ 悔いが残る


はるひ野駅を6時52分に乗車し、新百合が丘から急行で新松田へ8時1分着。

新松田から箱根登山バスで関本に8時40分着。

関本から小型バスに乗り換えて地蔵堂経由で一気に足柄万葉公園に向かい9時11分着。

土・日・祝に運行する季節バスで、5月5日は土曜日であり、一般コースの地蔵堂の標高が415mなのに対し、
足柄万葉公園は740mであり、バスに座って高度差325mを稼ぐことができた。


足柄万葉公園
からは山道をひたすら金時山山頂(1,212m)を目指して、足柄峠、夕日の滝分岐を経由して130分の登山。

足柄万葉公園から足柄峠まで 600mの道標
0万葉公園道標600






















足柄峠から金時山まで3.7km
   (バスを降りた足柄万葉公園から金時山まで4.3kmある)
0道標600



















写真中央の山の頂きが、金時山の山頂で、まだ高度差200m以上を稼がねばならない

0夕日の滝分岐から望む金時山700























登山途中では、富士山が一望できるポイントがある
0富士山の雄姿2800




























道標によれば、標準登山時間は 足柄峠から金時山まで合わせて80分、
足柄万葉公園から足柄峠まで10分なので、90分
0分岐道標400

























下の写真をクリックすると大きく拡大表示されます
0秀麗な富士山スマホ





















夕日の滝分岐を過ぎて鳥居をくぐると 一人用鉄の階段が連続して続く30分の急坂が待っている。
  厳しい急坂を連続して登ることにより、生活習慣病を患う管理人の心臓に 強烈な刺激を与えて血流を促進させた
0急坂前の鳥居700

























金時山は箱根山の外輪山の最高峰(標高1,212m)で、四十万年前の大噴火によって誕生したもの。

言葉にたがわず単独峰であるため 360度の視界が開けている。


金時山山頂からのパノラマ写真

      クリックすると 大きく拡大表示されます。

      是非、拡大してお楽しみください
0金時山頂からのパノラマ2500










山頂からは富士山の眺望がすばらしく、眼下には巨大なカルデラ湖である芦ノ湖や湯けむりを挙げている大涌谷などが一望。

0芦ノ湖を望む801


























金時山山頂(1,212m)には、金時茶屋金太郎茶屋などの休憩小屋や公衆トイレが完備されている
0金太郎茶屋700

























金時娘の茶屋
0金時娘の茶屋800





















金時娘の茶屋の店内

  天井からは金時山登山回数を示す札が下がっている
0金時茶屋内700



























登山回数で最大5000回と言うのがあった
0登山回数の板700































0金時娘の予定500





今回の登山目的の一つであった金時娘には、会えなかった

骨折をしてリハビリ中とのことで、土曜日はそのリハビリの日に当たっていたのだ。

   残念!!











0金時うどん350





金時娘の茶屋で 金時うどん(700円)を食べる。

薬味にミョウガまで入っていて、美味しかった!










0コミさん650
























0金時山解説600





























賑わう金時山山頂!

 老若男女が ところせましと休憩。

 管理人も山頂で寝転んで、ビールを飲もうと画策していたが、そんなスペースは無かった

 こどもの日で、幼稚園児クラスの子どもたちも親に手を引かれて 大勢登山していた
0山頂1800


































管理人やまざるも山頂で 金太郎のまさかりを手に記念撮影
0まさかり400























0金太郎歌詞















神奈川県南足柄から入山したので、帰りは箱根・仙石原方面に下山

途中で「公時神社(きんときじんじゃ)」を経由する。

社名は金時に由来するのだろうが、神社の漢字名は「公時神社(きんときじんじゃ)」

不思議なことに 国道138号線にある地名看板とバス停名は、「金時神社入口」とある
0金時神社650



























公時神社(きんときじんじゃ)」では、折しも例大祭「公時まつり(きんときまつり)」が挙行されていた」


境内では国選択無形文化財の湯立獅子舞が演じられていた

関係者は藁で編んだ草鞋(わらじ)を履き、中央には煮立った湯が沸いていて、そこに笹の葉の束を入れて 
急激に取り出すという舞い。

最後には消防団や青年部・婦人部の関係者に 湯の中に入れた笹の葉をお祓いのごとく頭から全身にかけていた。

貴重な湯立獅子舞を拝見することができた
0湯を笹に着け振り上げて周囲に散らす800






















0獅子舞2700































0獅子舞1700

















0獅子舞演目と演者600






















境内に1m以上の高さがある砂の土俵が作られており、そこで こども相撲大会が開催されていた

  写真は女子幼稚園児の取り組み
0金時神社3600























祭りでは、大きなお椀に いっぱいの具が入った「ちゃんこ鍋」を参加者に振舞っていて、やまざるもお相伴にあずかった。

おかわり自由という大判振る舞い!

また こもかぶりの清酒も お神酒として、紙コップになみなみと注がれた酒も振舞われており、これも遠慮なく戴いた。

いずれにせよ祭りに参加している人は誰でも 「ちゃんこ鍋」と清酒が おかわり自由で振舞うという度量の広さに感心。

よく考えたら 箱根町仙石原観光協会が協賛しており、豊かなバックがあるのだからか?と思った。



下の写真は、こども相撲大会を見ている善男善女
0金時神社2700





















0金時まつりプログラム700













































仙石原から 箱根登山バスで1時間をかけて小田原駅まで移動

折からの観光シーズンで 定期バスは観光客で満員であり 10カ所以上のバス停では、バスを待っていた人に
 「満員で乗れないので次のバスを待ってほしい」と素通りをする状況


小田原駅に着いたら そこもお祭りで小田原の各町内で神輿が繰り出されていた。
第54回小田原北條五代まつり

龍宮神社の神輿が 小田原駅前で気勢を上げており、それをJR・小田急・商店街の関係者が提灯を掲げて迎えていた
0小田原祭り1駅700

































0小田原祭り700


























活動の結果は、次の通り
結果350





















仙石原・千石からの登山説明書
0金時山