新宿紀伊国屋・サザンシアターで3月10日(土)まで開演中の劇団民藝2月公演『神と人とのあいだ』
第二部「夏・南方のローマンス」を2月26日(月)に観劇しました。
木下順二が 生涯をかけたテーマとして戦争責任の問題を追及し、民藝に書き下ろされた『神と人とのあいだ』二部作。
「審判」と「夏・南方のローマンス」の二部作を今回、初めての一挙上演で2018年のスタートが切られました。
劇団民藝の芝居は娯楽性の演劇ではなく、社会性について何時も考えさせられる作品が多いですが、
今回も戦争という極めて重いテーマに人間はどうあるべきかを考えさせられました。
俳優たちは全身全霊で役を務めているのが印象的で、激しい感情表現を 顔つき・声・手足の動きで表現されており
観客席で舞台進行に無関心で寝ている暇がありませんでした。
(左写真:『神と人とのあいだ』公式パンフレット)
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