2018年02月18日

旧東海道宿場町・有松宿とやきものの街・常滑を散策

0巨大な招き猫300


渥美半島の伊良湖菜の花ガーデンを訪ねた翌日は、旧東海道の有明宿と知多半島の中部国際空港に近い
やきものの街・常滑(とこなめ)を散策
しました。

旧東海道の有明宿は名古屋市に近いところにあり、江戸時代から現在まで続く有明絞の街です。

江戸時代は東海道を行き交う旅人が、故郷への土産とし絞りの手拭いや浴衣が競って買い求められた街道一の名産品となり、
北斎や広重の浮世絵に鳴海の宿として有松が描かれており、当時の建物がそのまま保存されています。 (参考:旧跡・公園を訪ねて 索引)

昔の繁栄を伝える家並みは、200年を経た貴重な文化財です。

有明絞は日本の生産地のうち約90%以上も占めている名産地で、世界でも最高の技術が400年を経た現代まで受け継がれているとのことです。
(参考:旧跡・公園を訪ねて 索引)

(写真は、常滑にある巨大な招き猫)(撮影:コンパクトデジカメ使用)


0有松絞り250







有明絞は日本の生産地のうち約90%以上も占めている名産地で、
世界でも最高の技術が400年を経た現代まで受け継がれているとのことです。

















絞り商家の家並み(当時の情景を残すため無電柱化)
0有松の旧家街700



























名古屋市指定文化財の武田邸

(現在も使われており、中では業者が絞りの品定めを行っていた)
0武田邸750


























桜の木の枝や瓦屋根に人形が飾られている不思議な光景
0有松人形901




























0有松人形601
























軒下の格子戸にも 人形がぶら下がっている。ひな人形ではない?
0有松ひな人形900


































有松には3台の山車(だし)があり、祭りの時に街を練り歩くそうだ

山車のからくり人形は、筆を持ち実際に字を書くことで評判
0山車会館500






















有松山車会館に保管されている山車(だし)
0有松唐子車500







































昼食は、名古屋市緑区にあり江戸情緒たっぷりの風情のある「日本料理 小や町」で懐石料理を堪能
小や町600


























メニュー750
















知多半島の中間にあり、伊勢湾に面した常滑市。

常滑はやきものの街として知られている

二頭身のふっくらとした体つきで小判を抱えた招き猫が常滑系の招き猫
0巨大な招き猫500






















現在では使われなくなった石炭焼成の窯跡と煙突
0古窯見学500






















石炭焼成の窯跡と煙突のある懐かしい風景
0常滑の窯煙突600























土管坂の風景

高温で焼かれた土管や甕(かめ)は、強い強度あるため土留めに使われている

0土管坂600





















道にも壊れた土管などのやきものが滑り止めとして使われている
0土管坂601


























ミツカン酢の工場でも、酸に強くて強度がある常滑の甕(かめ)が使われていた

甕そのものが土留めとして使われている
0土管の土留め600




























0とこなめ地図800