
川崎市黒川青少年野外活動センターの最大の自主事業は、毎年年末に行われる「黒川のおもちつき」です。
希望者が殺到するこの事業に参加するには、事前に往復はがきで申し込みを行い、抽選で選ばれなければなりません。
幸いにも平成29年度の「黒川のおもちつき2017」は、快晴の天候に恵まれ「どんぐりやま通信」によれば 405名の参加者で賑わいました。
またちびっこを含めた217名という多くのボランティアスタッフが事業を支える力となりました。
更に前日の9日(土)には、これまた74名のボランティアスタッフが念入りに事前準備をおこなうという
協力があってはじめてこのプログラムが実行されるのです。
「黒川のおもちつき」という大イベントを企画・準備・実行を担当した川崎市黒川青少年野外活動センター職員の努力が、
旧黒川分校の有効活用・活性化に寄与していることに感謝します。
管理人は川崎市教育委員会青少年教育施設専門部会員として、この行事の成功を陰で見守りました。
あの旧黒川分校のグランド、室内には、黒川のおもちつきを待ちわびていた多くの子どもや家族が、楽しんでいました。



会場内での買い物は、「どんぐり銀行」で発行した”ドン券“を使用します。
換金レートは、50円=50ドン。
余った”ドン券“は、「どんぐり銀行」で円に換金できます。

遊びコーナーでの むかし遊びは、無料で楽しめます。
たけうま、竹ぽっくり、コマ廻し をベテランの指導員に教わって楽しんでいました。



無地・無塗装のコマは、300ドン(300円)で販売されていて、自分で色付けをします


生のせんべいを、自分好みに焼いて、タレを付け、のりを巻いて食べます



マシュマロを焼いて、ビスケットに挟んで食べると美味しいです。

マシュマロを焼いています。


じゃがいもをすりおろし、片栗粉を混ぜたものを焼くと、お餅風味になります。
小学生?の女の子が、熱心に声掛け販売をしています



地元のコーヒー豆専門店の美味しい豆を使った、本格的なコーヒーの販売


黒川青少年野外活動センター特製、とん汁
野菜類は地元産でセレサモスで調達、味噌は野外活動センター自家製の
手前味噌を使用したこだわりのとん汁
およそ300人分のとん汁が一度に煮える野外活動センターの名物 巨大鍋が大活躍!

参加者は、参加費で一杯のとん汁が味わえる
追加は 一杯50ドン(50円)で販売、体が温まるので大人気


黒川青少年野外活動センターで進化した専売?の つぼ焼いも。
ツボの中の輻射熱を使っているため、石焼き芋より断然甘くなり美味しい

小学生?の男の子が、熱心に焼き芋を販売

ツボの上部から中を見た写真。
芋は宙に浮いており、ツボに蓄積した輻射熱で焼ける


参加者は全員、子供も含め もちつき体験ができる


体力が必要な餅つきは、ボーイスカウト川崎43団の精鋭が参加者の餅つきの援助を交えて担当
およそ700人分の餅を、午後1時過ぎまでに つき上げました

お母さんと二人で、重い杵(きね)を上げて 餅をつく

こどものグループが順番に餅つき
待っている子達は声をそろえて「よいしょ!よいしょ!」と掛け声をかけていた

参加者は 4個のお餅と交換できます。
追加の販売も行っていました

お正月のお飾り を、この「黒川のおもちつき」で製作することができます。

地元で採れた新米の藁(わら)を使って、しめ縄を作ります。
初めて手にする藁の感触に四苦八苦します。集会室にて

母娘でしめ縄飾りを制作


ホールでは、クラフト(工作)作業。

松ぼっくりを使ったクリスマスツリーなどを制作

幸運を呼び、悪魔を払う獅子舞い (左には、若い女の子のマネージャー?が取り仕切る)

寝ている獅子を若い女の子のマネージャー?が たたき起こす


縁起の良い獅子に頭をなでてもらい、健康と頭脳明晰を祈る

楽しかった「黒川のおもちつき」が終わって、全員で記念写真
(下の写真をクリックすると、画面一杯に拡大表示します。)

「黒川のおもちつき」を準備から実行まで、陰で支えたボランティア・協力団体





Posted by tomato1111 at 00:01│
催し物・子育て・福祉