8月28日、今日が旧暦の七夕
『月の舟』(つきのふね)
☆---月を、大空を渡る舟にたとえていう語。また、半ばの月---
織姫と彦星の七夕伝説は、中国から伝わったものです。
それによると、織姫は、天帝の娘。
七夕の日は、織姫の方から、華麗な車に乗り、鵲(かささぎ)が羽を広げてかけてくれた橋を渡って彦星に会いにいくことになっています。
ところが、日本人の感覚では、訪ねていくのは男性の方。
そこで、いつしか七夕伝説も、彦星が、天の川を渡って、織姫のもとに行くというふうに、変化していきました。
旧暦の時代の月は、日付と連動していますから、7月7日の月は、いつも半月。
それを、舟に見立てたのでしょう。