初夏の美しい果物赤いダイヤ さくらんぼ
全国生産量のおよそ7割を占め、初夏の訪れとともに可愛らしい
ルビー色の実を付ける山形県の小さな恋人さくらんぼ。
米沢の親戚から さくらんぼ狩り のお誘いを受けたので、妻と二人で 愛車ランクルを駆って東北道経由で、陸路を一路米沢へ。
往復走行距離は、途中の観光目的で訪れたところを含めて745km。
初日は、きっかり400km、翌日が345kmでした。
ランクルは陸の王者たる風格を備えた走りで、ベンツのように高速を長時間走っても疲れを感じさせないのが魅力的な車なり。
朝の7時に はるひ野を出発し、圏央道を走り東北自動車道をひた走り、福島飯坂ICで高速を降りて米沢着11時半で 4時間30分の走行でした。
活力と創造と愛の21世紀都市・米沢をめざして」〜JR米沢駅前のモニュメント〜
1992(平成4)年の駅舎改修に合わせ、駅前広場の整備として設置されたもので、モニュメントの高さは約6m
この年は山形新幹線が開業した年であり、べにばな国体が開催された年
アーチの上や側面には子どもや鳥、犬、猫などの像21体(21世紀を意味している)が生き生きと表現されている
米沢の駅の観光案内所で有名な米沢ラーメンの店を聞き、駅近くの中華美貴で塩ラーメンを注文。
濁りのない透明なスープで癖がない美味しさだった。
一杯500円なり。
米沢ラーメンのスープは、鶏ガラと煮干しのさっぱり系が主流とのこと。
麺は、ちじれの細麺。
ギラギラしていないので、あっさりと喉を通ります。
さくらんぼ畑では、紅秀峰と佐藤錦の品種のさくらんぼが 陽の光を浴びて輝いていました。
5−6mにもなるさくらんぼの木は、屋根をビニールで覆い雨をしのぎ、周囲はネットで囲って鳥類のいたずらを防ぐ囲いで覆われていました。
やや黒みを帯びている完熟のさくらんぼを手に取って口に含むと、甘酸っぱい果汁が口いっぱいに広がります。
宿泊は妻の希望を採り入れて、白布温泉(しらぶおんせん) 東家(ひがしや)へ
吾妻山系の深い標高800mにある森の中に開けた雰囲気のある小さな温泉郷。
お土産屋さんさえ無い、開湯700年と言う歴史ある温泉郷
毎分1500リットルものお湯がこんこんと自然湧出する恵まれた温泉で、当然、源泉かけ流し。
旅館の名物は、「滝風呂」。
源泉から引いた豊富な湯が、高い所にあるパイプから大量の湯を流して落とします。
この「滝風呂」を懐かしんで、訪れる客もいます。
雰囲気のある露天風呂(男性用)
宿泊した白布温泉 東家は、「日本秘湯を守る会」の会員温泉旅館。
全国に会員宿は約180軒あり、米沢だけでも8軒あります。
東京都と神奈川県には、各1軒の旅館のみ。
管理人は退職後に、妻と二人で東北にある「日本秘湯を守る会」の会員温泉旅館を集中して、訪ね宿泊したことがあります。
この会員旅館を3年間に10カ所宿泊し10個のスタンプを集めると、一泊が招待されるというメリットがあります
ブナの樹から採取された酵母を使用した日本唯一の「秘湯ビール」
夕食の時に、試しに飲んだが、独特の樹の香りがするビールだった。
また米沢の清酒と言えば「東光(とうこう)」
これも辛口で芳醇な香りがする地酒なり
米沢の味のABCとは!
Apple(舘山りんご)
米沢市の西郊、舘山地区で生産される実はかたく高い香りと調和のとれた甘酸っぱさが魅力のりんごです。
一度食べたらやみつきになること請け合いです。
(民家の庭でたわわに実を付けたりんご)
Beef(米澤牛)
山紫水明の地で育ったその肉はとろけるような霜降りとなりステーキ・すきやき・しゃぶしゃぶ・牛刺しとして喜ばれている。
Carp(米澤鯉)
名君鷹山公が奨励した鯉は清冽な冷水で育ち川魚特有の臭みをまったく感じさせない。
特に砂糖醤油で煮込んだうま煮は最高である。
Posted by tomato1111 at 00:00│
名所旧蹟・国内外の旅