2017年06月17日

野良(のら)で過ごす時間

農家10日の土曜日は、30度近い気温の梅雨の晴れ間だった。

百姓の社長である管理人は、すべて自分で決めることができ、決めたことは使用人である自分が実行する決まりがある。

すなわち社長兼百姓であり、しかも ぐうたら百姓でもある。

10日以上前に伸びすぎた植栽の植木の強剪定を行った枯れ枝を処分することを社長である自分が 今朝の散策中に思い立ち、使用人の予定も聞かず即実行した。

処分をしている間は、畑にある ぐうたら百姓別荘隠家兼(妻からの)避難小屋で過ごした。

小屋には水道・電気(ホンダの発電機)・プロパン設備(農協)・二層式電気洗濯機・簡易水洗トイレ・台所・電灯が完備している。


ここ数日、畑に這いつくばって草むしりを行ったので、作業ズボンが泥だらけだったので、ズボンと汗だらけのシャツ、タオルを電気洗濯機で洗った。

畑で使用する作業着は、自宅の洗濯機で洗うわけにはいかない。

我が家の最高管理者である妻の衣服を洗濯する洗濯機に、使用人であるわたしの泥だらけの作業着を一緒に洗うなんて言うことは絶対に許されないこと。

ホンダの発電機で発電した電気で 畑の洗濯機が洗濯中は、カフェオレを飲むことにした。

小屋の台所にあるガス台で ヤカンの水を沸かし、インスタントであるがカフェオレを楽しんだ。


発電機400



普段の手入れがされていないホンダの発電機
(10年以上稼働している)












誰もいないので洗濯中は、上半身 裸で過ごす。

小屋の中を気持ちよい風が通り抜けていく。

小屋の周囲は360度 新緑の緑が目に入り最高に気持ちが良い。

人工的な赤い看板やネオンサインなどの俗世界のものは 一切無い。

黒川の野良で過ごす時間は、ストレスから解放される最高のひと時だ。

 

先日は玉ねぎの収穫を行った。

まだ畑には収穫を待つジャガイモがある。

使用人である自分は、社長である自分からの収穫作業命令が下されるのを待っている。