2017年05月26日

黒川・栗木の30年前のガイドブック

oterakane[1]わたしたちの故郷(ふるさと)、麻生区の古(いにしえ)は、古老に伝承されている知識・情報によって知ることが多くあります。

古老たちの経験や体験を織り込んだふるさとの情報は、大変貴重です。
今から32年前に麻生区に住む先輩諸氏たち(麻生区老人クラブ連合会)が、未開の文化財を掘り起こし、文と写真にまとめ自らのふる里探訪を兼ねて
伝承誌を発刊しようと企画し平成元年に『歩け歩こう 麻生の里』が生まれました。

山の小道、谷戸坂、お宮、お寺、路傍の石仏、碑、旧家、古老の話などを 耳で聞き、目で見、ノートに書留める作業6か月続いたそうです。
完成した本は、会員延べ500人の汗の結晶として、麻生区を終生のふる里とする息子や孫たちのために利用してほしいという念願が込められたものです。
管理人は市販されずに限定出版された『歩け歩こう 麻生の里』を大先輩から譲り受けました。 (参考:過去記事 黒川の谷戸と婆々尾根) 
黒川の歩み・歴史関連記事索引


黒川・栗木を中心にした「西柿生コース」の記事全文をここに複写して転載します。

70年以上も黒川に住む管理人も 知らなかった事柄や由緒に接し、知識が増しました。

また管理人が小学生だった60年以上前 黒川野外活動センタ下の栗木側はうっそうとした森で、人家もなく昼間も怖い所でした。

そこの通称の地名が『婆々尾根(ばばおね)』と呼ばれ、深沢七郎の「楢山節考に出てくる役目を終えた老人の捨て場所(?)と同様のところであったとも言われていました。

知っていましたか?

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