2017年05月14日

「熊楠の家」…劇団民藝6月公演

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黒川にある劇団民藝の6月定期公演 作=小幡欣治 演出=丹野郁弓の「熊楠(くまぐす)の家」

新宿 紀伊國屋 サザンシアター劇場で、6月15日(木)から26日(月)まで公演されます。

南方熊楠(みなかたくまぐす)に関して 朝日新聞 天声人語(平成29年5月12日)に記載あり。

     (詳細は、本記事の最下部にあり、ご覧ください

 

劇団民藝では、チケットを前売り中です。

お早めに良いお席をお求めください。(全席指定)

  電話044−987−7711(代)



ぁ熊楠の家

   作=小幡欣治 演出=丹野郁弓

 
     2017年6月15日(木)〜26日(月)

     紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA

 
『熊楠の家』は戯曲の達人小幡欣治氏が、南方熊楠の後半生を人間味豊かに描き、第19回菊田一夫演劇賞特別賞を受賞しました。
『根岸庵律女』、『浅草物語』など小幡氏が劇団民藝に書き下ろした9作品のうちの記念すべき1作目。
1995年初演の本作を南方熊楠生誕150周年の今年、22年ぶりに再演し新たな熊楠像を描き出します。

 
あらすじ

欧米での研究から帰国した南方熊楠は故郷和歌山に戻り、“粘菌の宝庫”田辺で所帯を持ち、採集と研究に没頭します。
大酒呑みで癇癪もち、裸で歩き回るなどの奇行に振り回されながらも、どこか憎めない熊楠を慕い支える妻の松枝や町の人たち。

明治末、神社合祀令が出されたことで、自然豊かな森が荒らされるのに憤った熊楠は反対運動に奔走しますが、役人を殴り監獄へ放り込まれてしまいます。
その後、不思議な因縁から若き摂政(昭和天皇)に粘菌の標本の献上とご進講をする話が持ち上がります。
摂政が、脳を患っている息子の熊弥と同年輩の研究者と知った熊楠は……

 

【南方熊楠 みなかた くまぐす】1867(慶応3)年〜194 1(昭和16)年

  博物学者、民俗学者、植物学者、特に粘菌(変形菌)の研究で知られる。
  和歌山市に生まれ、東大予備門に通い19 歳で渡米し遊学。
  キューバにまで足を延ばし植物採集を行った後、大英博物館などで研究を行う。
  33歳で帰国後は、和歌山県田辺市を拠点に在野の研究者として過ごす。
  多言語に精通し、旺盛な好奇心、幅広い研究分野から「知の巨人」「歩く百科事典」などと称される。
  また神社合祀政策に反対し、自然保護活動の先駆者としても評価が高い。


キャスト876






































名650











































スタッフ888





































チケット657

















































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朝日新聞 天声人語(平成29年5月12日)から転載


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