2017年05月02日

「アンネの日記」を観劇…アルテリッカしんゆり

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今年の「アルテリッカしんゆり」のプログラムで、素晴らしい演劇を観劇する機会を得ました。
黒川の住人として、とても誇らしげな気分にさせてくれた黒川に拠点を置く「劇団民藝」の財産ともいうべき基幹作品『アンネの日記を、
川崎市アートセンターアルテリオ小劇場で5月1日(月)に観劇しました。


劇団民藝の大庭監査役にお聞きしたところ、今回の公演は初演から数えて1,721回目の上演に当たるとのことで、
劇団民藝を代表する作品であります。
管理人はアンネ役を演じる川崎市多摩区出身の八木橋里紗さんが、アンネ役のオーディションで選ばれるところにも
立ち会っており、成長した彼女の生き生きとした舞台に感動を覚えました。

   (参考:劇団民藝関連記事 索引


二幕 2時間半にわたる上演で舞台に登場している俳優は、一人も残らず片時も休まず 物語の進行に合わせて個性的な演技・しぐさを行っており、最初から最後まで少しも舞台から目が離せません。
舞台装置も前回と同様で素晴らしく、屋根裏部屋をよく現わしています。
多くの作品を観劇してきた管理人は、『アンネの日記』を1,721回も演じてきた劇団民藝の実力・奥行きの深さ・凄さを改めて再確認することができました。
この作品が今年の「アルテリッカしんゆり」のプログラムで再会できたことが幸せでした。

アンネの日記500





















『アンネの日記』とは、ユダヤ系ドイツ人の少女アンネ・フランクによる日記様の文学作品。


第二次世界大戦の最中のドイツによる占領下のオランダ、アムステルダムが舞台となっている。
国家社会主義ドイツ労働者党によるユダヤ人狩りのホロコーストを避けるために、咳も出せないほど音に敏感だった隠れ家に潜んだ、
8人のユダヤ人達の生活を活写したもの。
執筆は密告(密告者はいまだ不明)により、ナチス・ドイツのゲシュタポに捕まるまでのおよそ2年間に及んだ。
1942年6月12日から1944年8月1日まで記録されている。
彼女の死後、父オットー・フランクの尽力によって出版され、世界的ベストセラーになった。


1944
年8月4日の午前10時から10時半頃、隠れ家に潜んでいた8人のユダヤ人は、何者かからの密告を受けて出動したアムステルダム駐留の保安警察(SD)
の職員たち(カール・ヨーゼフ・ジルバーバウアー親衛隊曹長と数名のオランダ人ナチ党員)によって逮捕された。
彼らを匿っていたヴィクトール・クーフレルとヨハンネス・クレイマンの2人も連行された。
しかし女性だったミープ・ヒースとベップ・フォスキュイルは逮捕を免れた。


逮捕されたユダヤ人8人の中で戦後を迎えることができたのは、オットー・フランクのみである。
アンネを始めとした他のユダヤ人7名はそれぞれの移送先の強制収容所で死亡する

   (出典:Wikipedia)


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管理人の当ブログで平成23年7月26日に 川崎市アートセンターで行われた「アンネの日記」の記事で掲載した「歴代のアンネたちを参考までに ここに再掲します。


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(参考:朝日新聞朝刊2017年2月4日 記事から転載)


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