2017年04月30日

「セビリャの理髪師」…藤原歌劇団を観劇

セビリャ350
今年のゴールデンウイークが29日から始まった。
今年で9回目を迎えた「川崎・しんゆり芸術祭(アルテリッカしんゆり)2017」のオープニングを迎えた。
新百合ヶ丘を中心とした川崎北部地区のゴールデンウイークの風物詩としてすっかり定着した
川崎・しんゆり芸術祭」の30演目37公演の幕が切って落とされた。
そのオープニング公演は昭和音楽大学テアトロ・ジーリオ・ショウワのオペラ劇場
イタリアの作曲家ロッシーニの「セビリャの理髪師」(藤原歌劇団による公演作品)を29日に観劇した。
この作品は藤原歌劇団の今年度の幕開け公演でもある。
劇場を満席にした歌劇は、ノーカット版で、3時間を超える見ごたえある超大作だった。

歌劇と言えば難しく、作品の中で誰かが殺されるが、この作品は一人も殺さない・一人も死なない。
青春ラブコメディで、ふざけたオペラ・滑稽なオペラを意味する「オペラ・ブッファ」として有名な喜歌劇。
初演は1816年と言うことなので、今から200年前の時から延々と愛されて上演されている古典的な作品。
イタリア語上演で、ステージ両サイドに日本語字幕あり。

管理人は「川崎・しんゆり芸術祭(アルテリッカしんゆり)」の第一回からのオープニング公演で上演される歌劇は、すべて鑑賞しており、
新百合ヶ丘の本格的な歌劇場で最高の歌劇が楽しめることが楽しみである。
マイクを使わずに広い劇場の隅々まで届くプロのオペラ歌手の声、場に沿った衣裳のバラエティと美しさ、雰囲気のある舞台設定と照明、
数十人の管弦楽団が演奏する生の曲で進行、ストーリーの面白さと まさに総合芸術が歌劇。
しかも公演はシーズンに数回という貴重な機会をとらえて楽しむ贅沢な芸術だ。

資料1900












































資料2 900






















































































資料3_700n