アメリカの実話です。
「おなかが痛い」という女性からの電話を受けた消防士が、現場へ向かうとその女性は出産まじかの状況。
救急車に運び込むと間もなく車内で出産。
女性は赤ちゃんを育てる意思がなく、それを聞いた消防士は2日後に、その赤ちゃんを養女に迎えたというお話。
アメリカの実話です。
「おなかが痛い」という女性からの電話を受けた消防士が、現場へ向かうとその女性は出産まじかの状況。
救急車に運び込むと間もなく車内で出産。
女性は赤ちゃんを育てる意思がなく、それを聞いた消防士は2日後に、その赤ちゃんを養女に迎えたというお話。
見知らぬ女性の赤ちゃんを取り上げた消防士 2日後にその子の父親になる
家族消防士赤ちゃん
2011年の出来事です。
アメリカで消防士をしていたマークさんは、
「お腹が痛くて苦しんでいる」という女性からの緊急電話を受けて現場へ向かいました。
現場に到着すると、その女性は妊娠していて、今にも出産しそうな状態に!
もう病院まで連れて行く時間はないと判断したマークさんと仲間の救急隊員は、急いで女性を救急車に運び込みました。
それからまもなく、女性は救急車の中で元気な女の子を出産。
そして赤ちゃんの名前はレベッカちゃんと名づけられました。
しかし産まれた赤ちゃんは…
赤ちゃんはその後病院へ運ばれました。
そこでマークさんは驚きの事実を知ります。
母親である女性はレベッカちゃんを育てる意思はなく、すぐさま養子に出すつもりだったのです。
そのことを知ったマークさんの頭には、ある考えが浮かびました。
「僕がこの子の父親になれないだろうか」
マークさんはそのことを妻に相談すると、なんと、妻からも同じ答えが返ってきました。
実はマークさん夫妻にはすでに2人の息子がいましたが、もうひとり娘が欲しいと願っていました。
しかし夫妻の健康上の問題から、「今後子どもを授かることは難しいだろう」と言われていたのでした。
突然の出来事ながら、マークさんの心に迷いはありませんでした。
そしてその2日後、レベッカちゃんは正式にマークさんの娘になりました。
マークさん一家の娘となったレベッカちゃんは、スクスクと成長しました。
運動が大好きな活発な女の子で、2人のお兄ちゃんも妹をとても可愛がっているそうです。
マークさん:
毎日、レベッカを起こして、学校へ行く支度をさせて、学校が終わったら迎えに行くのが楽しみなんです。
私は今、人生で最高の日々を送っています。
これは娘のおかげです。
仕事としてとりあげた赤ちゃんが2日後には自分の娘になるなんて、まるで映画のようなエピソードですね。
マークさんとレベッカちゃんの出会いは偶然ではなく、運命だとしか思えません。
マークさんはレベッカちゃんに、生い立ちについてすでに話してあるそうです。
たとえ血のつながりはなくても、レベッカちゃんはマークさん一家の大切な家族。
本当の母親が育児を放棄したのは悲しいことでしたが、別の幸せが運ばれてきた素敵なストーリーですね。
[文・構成/grape編集部] http://grapee.jp/300748
やまざる
川崎市黒川(当時の住所表示)の農家に生れる。
来世も菩提寺である黒川の西光寺で、永遠の眠りにつく。
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