新宿紀伊国屋・サザンシアターで開演中の劇団民藝2月公演「野の花ものがたり」を2月10日に観劇しました。
『23時間あらゆる患者さんに対応します』という鳥取に実在する19床の小さな診療所・ホスピスをモデルにした物語です。
劇団民藝の芝居は娯楽性のステージではなく、何時も考えさせられる作品が多いですが、今回も閉幕後考えさせられました。
人間だれしも避けることのできない死についてで、仏教では人間の一生を「生老病死」であらわしています。
必ず訪れる死をどこで迎えるのか?
ただジッとその時を待つのか?
死を前にして、いかにその時間を過ごすのか?
その時まで生き生きと打ち込むことが出来るイベントがあるのか?
穏やかに家族・周囲の人たちに お別れができるか?
(参考: 「野の花ものがたり」の案内)
(右:公式パンフレット)
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