インターネットで面白い記事を見つけた。
テレビや新聞記事で 盛んに取り上げられている人物について 書かれた記事で
これを読んで 留飲を下げることもできるだろう。
少しばかり長文なので 時間のある方は目を通してください。
しかし わたし達日本にとっても 最も密接な関係のある国のトップの言動を考えれば 少なからず 何らかの影響が出てくるだろう。
当分の間、目と耳が離せないトップの言動に注目しよう!
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当分の間、目と耳が離せないトップの言動に注目しよう!
記事
WEDGEInfinity
2017年01月27日 11:26
自動車産業からトランプの嘘をあばく『嘘つき』の大統領誕生 - 河島哲則
粗野で
下品で
威張り屋で、
嘘をつき続ける大金持ちで、
怖いもの知らずのボンボンが、
自由主義社会、資本主義社会のリーダー、グローバル経済の牽引役であるはずのアメリカ合衆国の大統領になってしまった。
ここで米国の2大政党のどちらを支持するかとか、あるいは初の黒人大統領に続いて初の女性大統領を誕生させる機会を逃したとか、そういう議論をするつもりはない。
米国の有権者でさえ驚いた選挙結果の背景にあった物事についてはすでにあちこちで十分書かれ、話されている。
だからここでは選挙で勝った新しい大統領は就任時、すでに国民の過半数に嫌われていて、就任式の参加者を遥かに超える多くの人々が全米各地で、そして世界中の多くの都市で抗議デモを繰り広げているという異常事態が起こっているということを示すだけにしておこう。
大金持ちのカントリー・クラブの様相
ただし、大統領就任演説はこの大国の大統領の就任演説ではなく、相変わらず下品な口調の選挙演説だった。
そしてワシントンから米国民に主権を取り戻し、米国に雇用を取り戻すと言い、米国第一主義を唱えるトランプ政権の閣僚の顔ぶれは、そもそも米国の雇用を流出させた元凶ともいう巨大企業の経営者、そして米軍の退役将校が顔を並べる、大金持ちのカントリー・クラブの様相だ。アメリカ人は国のリーダーを選ぶ選挙で、ボスを選んでしまったのだ。
私が今後そのトランプ氏をあえて「嘘つき」大統領と呼ぶことにしたのは、彼がそれはもう頻繁に嘘をつき、ホラを吹き、事実と異なることや事実と異なる数字を平気で口にして、さらに自分に異論を唱える人や報道機関に対しては逆に相手を「嘘つき」「偽物」と罵るからだけでなく、その「事実と異なる」ことを指摘されると絶対に間違いを認めないばかりか、間違いを指摘するか、異論を唱えた相手を徹底的に罵倒するかの対応しかしないからであり、さらに最も大きい理由は、彼が「嘘を並べ続ける」ことで相手も報道機関も一つ一つの嘘に対応しきれなくなっていくことを狙っているのが明らかだからである。
それは新大統領だけでなく、彼のシニア・アドバイザーを務める女性も、新しいホワイトハウス報道官も同じだ。
彼の一味がこれから毎日嘘をつき続けて、それを「メディアとの戦争」だというのだから、いやはや大変なことになったものである。
とはいえ米国民に選ばれた(ロシアに選ばれたのかもしれないが)新大統領は早速仕事を始めた。
上院、下院ともに共和党過半数となった新しい米国議会は同党が指名した大統領を得て政権運営も議会運営もさぞかし順風満帆と言いたいところだが、その新大統領が就任直後に着手したのは環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)からの脱退と、北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉だというのだから、さて議会共和党はどうこれに対処していくのか、目が離せないところである。
TPPの方はまだ始まっていないものだが、発効してから20年以上も経つNAFTAを3カ国が再交渉するとなると大変なことになるように見えるが、そもそも自由貿易協定とはいえ3カ国の間で全てのモノとサービスが非関税になっているわけではないのだから、盛んに報道されているメキシコから米国への自動車、あるいは米国からメキシコへの自動車部品などだけが問題になるわけではない。
いや、具体的に何をどう交渉するかもこれからの話なのだ。
標的にされたメキシコと自動車産業
「NAFTAを再交渉するぞ」というトランプ「嘘つき」大統領の宣言は、つまり「メキシコへ奪われた自動車生産の雇用を米国内に取り戻すぞ」と言いたいのであって、これは自動車産業がいつの時代もターゲットにされやすいということもさることながら、トランプ氏を大統領選挙で勝利に導いた中西部のラスト・ベルト州では鉱工業の失業者、失業経験者の支持を得たことが勝因と言われ、この地域から「雇用を奪った」と悪者に名指しするのに最も簡単なのがメキシコで発展が著しい自動車産業だったからだ。
トランプ氏は選挙期間中からフォードのメキシコ新工場建設をピンポイントで批判し続け、当選後、まだ大統領にならないうちから空調機器大手キャリア・インディアナ州工場のメキシコ移転を批判した。
がてキャリアはインディアナ州での雇用維持に同意し、年明けになってフォードもメキシコ新工場建設計画の中止を発表した。
「その代わり」にミシガン州の工場へ投資して新モデルを生産するというのである。
次なる標的はゼネラル・モータース(GM)で、そしてトヨタだった。
GMは小型乗用車をメキシコで生産していると非難され、トヨタは小型乗用車をメキシコへ生産移管しようとしていると非難し、米国でつくらないのなら「多額の国境税」を払えと脅したのだ。
それぞれの自動車メーカーは、メキシコだけでなく米国にも莫大な投資を行い、多くの雇用を創出するという声明を発表した。
デトロイト3の中で唯一脅されていなかったフィアット・クライスラーは、さっさと米国に「これだけ投資する」と発表してしまい、トランプ「嘘つき」大統領はデトロイト3に対して、「私の言うことを聞いて米国に投資してくれてありがとう」と、いつものトゥイッターで呟いた。
こんな報道だけを見聞きしていると、まるで米国で活躍する有名な企業が皆、トランプ「嘘つき」大統領の言いなりに事業計画、投資計画を変更しているように感じてしまうだろう。
だからこそトランプは「嘘つき」大統領なのである。
キャリア社がインディアナ州工場に雇用を残すことに同意した背景には、700万ドルの税控除、親会社で防衛産業大手の企業との取引があったとされるし、何よりも依然として数百人の雇用はメキシコへ移管されるのだ。「俺が脅したから言うことを聞いた」というだけのことではない。
フォードは確かにメキシコ新工場建設を中止したが、だからといって小型乗用車フォーカスの生産が米国に残るわけではない。
メキシコにある既存工場の余剰生産能力の中に投入されるのだ。つまり、フォードにとっては競争の激しい小型乗用車のセグメントで、いまひとつ販売が奮わないこのモデルをわざわざ新工場まで建てて、つくらなくても済むのである。
ミシガン州工場への投資や新モデルの投入など、昨日今日に決まった話ではない。
GMのクルーズだって販売の大半を占める4ドア・セダン・モデルは、オハイオ州工場でつくっていて、メキシコから輸入しているのは販売台数の少ないハッチバック・モデルだから、GMが米国で行うと発表した投資内容とは全く無関係だし、こちらも新大統領に言われたからはいはいと決めたものではない。
トヨタのカローラにいたっては、移管するのはカナダからであってアメリカからではないし、カナダだって、じゃあカローラを返すから、その代わりにもっとたくさん売れているクロスオーバーをカローラの後に生産する予定だったけど、それはどこか他へ持っていくと言われたら困るだろう。
でも米国でたくさん投資すると言ってもらえたからそれで良いのだ。
むしろ本当に困っているのは、利幅の大きいクロスオーバー、SUVそしてピックアップだけを米国で生産して人気の低い乗用車を生産停止すると決めていたフィアット・クライスラーで、トランプ「嘘つき」大統領が国境税にするのか、NAFTAの他の内容を再交渉するのか、早く決めてくれないと乗用車生産の将来計画が立てられないだろう。
産業が育つには時間がかかる
自動車工場や自動車部品を生産する工場、そして部品や完成車を運ぶための道路や鉄道、港湾とトラックや貨車などの輸送インフラは長い年月をかけて築き、長い年月それを利用するものだ。そこには巨額の資金が投入され多くの雇用が生み出されて、その地域とその国を豊かにする力がある。
そこに産業が育っていく時間と比べれば、一人の「嘘つき」大統領の任期などインフルエンザにかかる時間のようなものだ。
確かに経済のグローバル化は世界のあちこちに格差社会を生み出してきた。
だがそれはグローバル化する自由主義経済が格差を生み出すことを許しているからだ。
国境に壁を造ることでその格差はなくならない。
自動車産業は「嘘つき」大統領の恫喝に屈してメキシコ進出を躊躇するのではなく、大統領任期が終わる4年後、8年後(にならないことを祈る)のその先に続く世界の市場に目を据えて、今日は荒れている海へ乗り出すべきだ。
米国のメディアだって少なくとも「嘘つき」大統領とその取り巻きの脅しには屈しないと決心しているようなのだからやまざる
川崎市黒川(当時の住所表示)の農家に生れる。
来世も菩提寺である黒川の西光寺で、永遠の眠りにつく。
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