2016年04月25日

歌劇「愛の妙薬」藤原歌劇団…アルテリッカしんゆり

タイトル愛の妙薬300
川崎・しんゆり芸術祭2016のオープニング公演 藤原歌劇団「愛の妙薬昭和音楽大学テアトロ・ジーリオ・ショウワ(オペラホール)で、4月23日(土)に鑑賞しました。
管理人は音楽の素養がない爺ですが、何故か、総合芸術としての歌劇が好きです。
国内で日本人による歌劇を鑑賞してきた管理人は、今回の藤原歌劇団「愛の妙薬を鑑賞して感激を新たにしました。
特に悲劇・殺人・失恋など悲しいプログラムが多い歌劇の中にあって、いまから184年前の1832年にイタリアのドニゼッティが作曲した「愛の妙薬」は、
純粋なハッピーエンドで終わるストリーの純愛物語のため疲れません。
  (参考:鑑賞した歌劇および関連リスト


特筆すべきは、舞台装置と照明効果です。
中世のヨーロッパを彷彿させるハーフトーンの建物、歌手の衣装は、素晴らしく、どのシーンも一幅の絵画を見ているような中での歌手の個性的な活躍は飽きることがありませんでした。
プログラムに載っていた1997年初演時の舞台セットの写真に、忠実に再現したと思われるセットは作品のイメージを膨らませる効果があります。


下記の写真をじっくりとご覧ください!

4月23日の川崎・しんゆり芸術祭2016昭和音楽大学テアトロ・ジーリオ・ショウワ(オペラホール)でのオープニング公演 藤原歌劇団「愛の妙薬」での実写 写真です。

愛の妙薬写真1000クレジット
































ソプラノ高橋薫子250




ソプラノのアディーナ役 高橋薫子さんの透き通った張りのある声は、耳に心地よい。
(写真は、オープニングセレモニーであいさつされる高橋さん)








テノール村上氏250



またテノールのネモリーノ役 村上敏明氏の高音も広いテアトロ・ジーリオ・ショウワの隅々まで響き渡り、プロの凄さを感じさせられました。
(写真は、オープニングセレモニーであいさつされる村上さん)






折江総監督250



演技が終了後、舞台に上がった藤原歌劇団総監督の折江氏(左写真)が「熊本の地震災害に支援の手を差し伸べたいので、義援金をお願いします」と呼びかけました。

呼びかけに応じた公演参加者の義援金は、「684,119円が集まった」と北條実行委員会副委員長から報告がありました。

義援金として川崎市から熊本市へ直接、届けられるとのことでした。






藤原歌劇団 オペラ「愛の妙薬」の出演者・スタッフの皆さん
(左から演出の粟國 淳氏、ベルコーレ役の月野 進氏、ジャンネッタ役の河野めぐみさん、ドゥルカマーラ役の谷 友博氏、
アディーナ役の高橋薫子さん、ネモリーノ役の村上敏明氏、指揮者の園田隆一郎氏)

 
愛の妙薬のスタッフ800


















昭和音楽大学 管弦楽団   
 テアトロ・ジーリオ・ショウワ・オーケストラの皆さんと事務局長 熊谷仁士

昭和音大管弦楽団800












愛の妙薬900




























































愛の妙薬c2900