新百合ヶ丘にある川崎市アートセンター「アルテリオ映像館」で、9月5日(土)の午後は、評判の映画を鑑賞しました。
タイトルは「ゆずり葉の頃」。
第36回モスクワ国際映画祭特別招待作品で、脚本・監督は 76歳にして初監督を務めた中みね子(岡本みね子)(岡本喜八監督の妻)さん。
出演は 八千草薫、仲代達也、風間トオル、岸部一徳、山下景子ほかの豪華キャスト。
9月5日が初上映でもあったが、113席満席で早々と「チケット売り切れ」という表示が出ているほどで、開演前に訪れた多くの人たちが残念そうに帰って行かれました。
八千草薫さんの ほのぼのとした温かい息遣いとゆったりと流れる時間、背景は軽井沢などの田園風景が多く またジャズピアニスト山下洋輔さんのピアノ演奏が全編を彩っています。
観客の9割以上は御婦人方でしたが、男性にも淡い恋心の機微を描く大人のメルヘン作品は、是非鑑賞する価値があります。