2015年09月06日

映画「ゆずり葉の頃」を鑑賞…川崎市アートセンター

ゆずり葉300新百合ヶ丘にある川崎市アートセンター「アルテリオ映像館で、9月5日()の午後は、評判の映画を鑑賞しました。
タイトルは「ゆずり葉の頃」。
第36回モスクワ国際映画祭特別招待作品で、脚本・監督は 76歳にして初監督を務めた中みね子(岡本みね子)(岡本喜八監督の妻)さん。
出演は 八千草薫、仲代達也、風間トオル、岸部一徳、山下景子ほかの豪華キャスト。
9月5日が初上映でもあったが、113席満席で早々と「チケット売り切れ」という表示が出ているほどで、開演前に訪れた多くの人たちが残念そうに帰って行かれました。
八千草薫さんの ほのぼのとした温かい息遣いとゆったりと流れる時間、背景は軽井沢などの田園風景が多く またジャズピアニスト山下洋輔さんのピアノ演奏が全編を彩っています。
観客の9割以上は御婦人方でしたが、男性にも淡い恋心の機微を描く大人のメルヘン作品は、是非鑑賞する価値があります。


5月23日から初公開上映された岩波ホールで上映されていましたが、連日満員で鑑賞できなかった人たちが、この川崎アートセンターに見えているそうです。

驚いたのは 76歳という後期高齢者に相当する中さんが 脚本を書き 自らメガホンを取り監督として 撮影スタッフを指揮して 作品を創作した行動力です。
初日の9月5日()には上映終了後、監督の中みね子さんが登壇し、「皆様に鑑賞していただき、心からお礼を申し上げたく参上しました。」と挨拶され、
作品にまつわる裏話などを披露していただきました。

作品の中で、年を経ても 八千草薫と仲代達也を結びつけていたものに 大きな丸い飴玉があります。
その大きな丸い飴玉を退館時にお土産として3個づつ戴きました。
この作品「ゆずり葉の頃」は、休館日を除き10月2日まで連日上映されますので、ご都合の良い日に鑑賞されることをお勧めいたします。
また9月5日(土)から10月2日(金)までの一か月間の「アルテリオ映像館」スケジュール「アルテリオシネマ9」も合わせてご覧ください。


ゆずり葉1






























































ゆずり葉2






























































川崎市アートセンター
アートセンター_600