
『一葉草』(ひとはぐさ)をご存知ですか?
これは、桐(きり)の異名です。
これは私立校の桐蔭学園や桐光学園の校章にも桐が使われています。

『一葉草』(ひとはぐさ)をご存知ですか?
これは、桐(きり)の異名です。
これは私立校の桐蔭学園や桐光学園の校章にも桐が使われています。
『一葉草』(ひとはぐさ)
☆--------------------桐(きり)の異名--------------------
「一葉(いちよう)落ちて天下の秋を知る」……。
中国・前漢時代の思想書・『淮南子(えなんじ)』から生まれた言葉です。
葉が一枚落ちるのを見て、秋が来たことを知る……。
転じて、小さな前触れから、大きな情勢を予知することのたとえとされてきました。
中国では、この「一葉」は、「梧桐(あおぎり)」をさすといわれます。
やがて、日本に伝わり、いつしか、「桐一葉(きりひとは)落ちて天下の秋を知る」と変わりました。
そして、わずかな事柄から、衰亡の兆しを知るたとえとして用いられるようになります。
『一葉草』という異名も、ここからきたようです。
桐の葉が、最初の一枚を落とすのは、いつのことでしょう。
兆しを知るのは、確かに難しいこと。
ですが、危うい兆候に気づいたとして、そのあと、どう行動するかは、もっと難題です。
桐なら、すべて葉を落としても、初夏になれば、みごとな花を
咲かせることができます。
でも、天下の秋は、不毛の悲劇につながりかねないのです。
桐の花
発行者:夢子 こと 山下景子
『センスを磨き、幸せを呼ぶ〜夢の言の葉〜』(週刊)
やまざる
川崎市黒川(当時の住所表示)の農家に生れる。
来世も菩提寺である黒川の西光寺で、永遠の眠りにつく。
| このBlogを チェッカーズに追加 |
| このBlogを リーダーに追加 |