2015年06月05日

獣害(ハクビシン)対策…電気柵の設置

危険表示板200定年後のボケ防止に始めた ぐうたら百姓ままごと農作業に、ブルーベリーの栽培がある。

これから9月にかけてブルーベリーの収穫期を迎えるが、毎年、悩まされているのが、人による盗難ハクビシンによる食害だ。


知恵を持つ人間の盗難は防ぎようがないが、ハクビシンに対しては高圧電気に接触させてショックを与え、
二度と近づかないようにする電気柵が有効なので、このほど一人での設置作業を終え 現在は順調にシステムが稼働中だ。


電気柵













ブルーベリー畑を囲むネットの外側に、4段にわたって通電している電線を張り巡らし、パルス状7000ボルト(家庭に来ている交流100ボルトの70倍の高電圧)の高圧電流を流しておき、それに触れると瞬間に感電する仕組み。
電圧は高いが流す電流はパルス状でごくわずかであるため、死亡には至らないが強烈なショックを与えることができる。

電気柵主要部_350

これはハクビシンに対しての「心理柵
心理柵とは、動物に慣れることのない痛み(電気ショック)を経験させて、動物の心理バリヤー(警戒心)により柵に近寄りがたくさせる電気柵のこと。

ハクビシンもわたしたちも同じ生物であり、地球上で共存すべきなのでしょうが、わたしのエゴで、わたしの作ったブルーベリーだけは食べさせないようにするための対策を行った。








電気柵外観350





6月4日の夜中に現場へ赴き、高電圧テスターで作動状況を見たところ、概ね7000ボルトのパルス状の電圧が張り巡らせた電線にかかっており、正常に作動していることを確認した。







ハクビシン1



2010年にわたしが捕獲したハクビシン






参考:ハクビシン について

  (出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』から抜粋)

 

分類
: ネコ目(食肉目) Carnivora
: ジャコウネコ科 Viverridae
: ハクビシン属 Paguma
: ハクビシン P. larvata

和名
ハクビシン
ハクビシン(白鼻芯, Masked Palm Civet, 中国語 果子狸:クオツリー、guǒzilǐ)は、ネコ目(食肉目)ジャコウネコ科に属する動物である。
学名はPaguma larvata。その名の通り、額から鼻にかけて白い線があることが特徴である。
東南アジアから中国を中心に分布している。
日本に生息する唯一のジャコウネコ科の動物である。


特徴

頭胴長約50cm、尾長約40cm、体重23kg程度。
オスのほうがメスよりひと回り大きい。
ネコのような体つきで鼻すじが長い。
体は暗い灰褐色で頭、手足、尾が黒い。
額から鼻にかけて白い線があり、頬も白い。
足指の数は前後共に5本である。
これによって、足指の数が4本のタヌキなどと足跡を見分けることが出来る。

生態
植物食中心の雑食性で、果実、種子、小動物、鳥、鳥の卵などをたべる。
なかでも果実を好む。
熟した果実や野菜など見つけると毎夜同じ路をたどって侵入するので獣道が形成される。
木登りが得意である。
樹洞、タヌキなどの使い古しなどの巣穴などを棲みかにする。
民家の軒下・屋根裏などに住みつくこともある。
夜行性で、昼間は住処に潜んでいる。

害獣
果樹園に入り込み、ミカン、モモ、ナシ、カキなどを食べ荒らすことで、深刻な農業被害を与えることがある。
「鳥獣保護法」により、狩猟獣に指定されている。 
トマト、ウリ類のビニールハウスに侵入することもある。
糖度の高い果樹・野菜を好み、ネット等頭部が潜れば侵入するので小さな穴も補修する必要がある。 
一方で熟した果実や野菜を見つけると同じ路を辿って毎夜訪れるので畑の隅などの草むらに獣道状の隙間ができる。ホームセンターなどの農業資材売り場に必ずといってよい程見かけるトラバサミで容易に捕獲できる。