いつも新聞やニュースで心を痛めるのは、幼児や児童に対する虐待事件です。
この世に生を受けるという奇跡、この世に縁があって誕生した幼い命を、親や大人が虐待を加える、挙句の果ては命まで奪うということは人間としてのあるまじき行為で、絶対あってはならないことです。
幼児・児童にとっては自分の親のみが自分を擁護してくれる人であり、どんなにむごいことをされても、親以外の他人へ救いを求めたり訴えたりすることはできません。
幼児・児童は自分の考えを正確に、親や大人に説明し理解を求めることも困難でしょう。
そのために一時的に反抗的な態度を取ったとしても、わたしは幼児が自分の気持ちを表すために自己主張していると温かく理解をしてあげるべきだと考えます。
『3歳児が言うことを聞かないので、ウサギを入れるケージに入れて食事も満足に与えずに顔にタオルを巻いて窒息死させた』という記事を読み、
その子はどのような思いで息を引き取ったのかと考え、悲しくなります。