2015年04月27日

歌劇「ラ・トラヴィアータ〜椿姫〜」を鑑賞して

sub02[1]のコピー
今年も新百合ヶ丘に 川崎・しんゆり芸術祭(アルテリッカしんゆり)のシーズンがやってきました。
今年で7回目を迎えてすっかり定着した川崎・しんゆり芸術祭(アルテリッカしんゆりは、4月25日(土)から5月6日(水・祝)までの12日間、27演目、40公演が新百合ヶ丘周辺を主会場に、多摩市民館ホール、宮前市民館ホールで開催されます。

管理人の楽しみは、新百合ヶ丘で歌劇を鑑賞することです。
今年の歌劇は、アルテリッカ・オープニング公演として昭和音楽大学テアトロ・ジーリオ・ショウワ(オペラホール)で公演される ジュゼッペ・ヴェルディ作曲の歌劇「ラ・トラヴィアータ(La traviata)」(椿姫)で、4月25日の公演を鑑賞しました。


ラ・トラヴィアータ椿姫)」とは、「道を踏み外した女」という意味で、パリの売れっ子高級娼婦の悲恋物語。
豪華絢爛で甘く情熱的なメロディ満載の純愛悲恋物語、オペラの代名詞のようになっている超人気作であることは間違いありません。

0折江氏、田中祐子氏300


公演に先立ち公演監督の折江忠道氏より、
ラ・トラヴィアータ椿姫)」の解説がありました。作品の生い立ちや時代背景、出演者の紹介が行われて、鑑賞する前に理解を深めることができました。

氏は歌劇の涙を誘う3大作品として

(1)       (1) ボエーム、(2)蝶々夫人、(3)この「ラ・トラヴィアータ椿姫)」をあげていました。

管理人はすべての作品を鑑賞し、作品のDVDを持っているが、イタリア・プッチーニの作品「ボエーム」がメロディも含めて好きです

(写真:中央が公演監督の折江氏、右隣が若手女流指揮者 田中祐子氏)






3時間の公演時間が短く感じられるほどで、ヴィオレッタ(作品の主人公である若き娼婦)の悲しみに感情移入していきます。

オーケストラピットでは、昭和音楽大学テアトロ・ジーリオ・ショウワ・オーケストラの学生たちが甘く切ないヴェルディのメロディを奏でています
    (下記写真:昭和音楽大学管弦楽団のメンバー達)

0管弦楽団750








今回の指揮者は若手女流指揮者 田中祐子氏

客席から見る田中氏の指揮ぶりは、全身をしなやかに、時に激しく、強弱を織り込みながら行っており、彼女が一番疲れたのではないかと思いました。

0佐藤亜希子230


歌手では高級娼婦ヴィオレッタを演じたソプラノ歌手 佐藤亜希子さんは、声量豊かでかつ美貌の歌手です。


わたしはアルフレードの父親役ジョルジュを演じた牧野正人氏の、強い存在感とホールの隅々まで届く声量に圧倒されました。

(参考:管理人が鑑賞した歌劇のリスト





0椿姫1






























































0椿姫2