2015年01月12日

せいの神(どんど焼き)のお焚き上げ

どんど焼き
黒川の正月を締めくくる風物詩、せいの神(どんど焼き)が、1月11日(日)夕方5時に点火され、多くの善男善女が見守る中でお焚き上げされました。

黒川では他地域と異なり昔からの風習に則り、上(かみ)地区と中(なか)・下(しも)地区の2か所に、せいの神が建立されており、2か所が同一時刻の5時に、中学2年生の親方によって点火されました。

風も強くない穏やかな気象条件の中での、お焚き上げでした。
昔から せいの神の火にあたり、焼いた団子を食べると、1年間 無病息災で風邪を引かないなどと言われています。


0親方が点火400






中学2年生の親方によって点火






0燃え上がる1400







乾燥した竹笹に着火







0天辺まで燃え上がる









せいの神の天辺(てっぺん)まで一気に燃え上がる

(クリックすると拡大可)










0燃える700





消防団により、頂上部を引き倒して安全性を高める





孟宗竹が芯材に多く使われていたせいか、勢いのよい爆発音が絶え間なく聞こえて、勇壮かつ勢いを感じることができました。


0警戒する消防団600











0火を制御する消防団350





屋外で巨大な裸火を扱う「せいの神」であることから、火災に備え麻生消防団柿生分団黒川班消防団員が慎重に火を制御して、万が一に備えていました。

そして あらかじめ消防ホースを水道管に直結し 万が一の際には、即、消火活動に入れるような準備も、目に見えないところで行われていました。







0会話をする火の粉400





二人の火の精が、身振り手振りで会話







0待つ400












上(かみ)地区の せいの神の芯には、汁守神社で伐採された樫の木が多く使われていたため、火力の強いホダ火がたくさんとれ、団子を焼くには最適な火だねになっていました。

0団子焼1400














0団子焼3600
















0新兵器 金ざる280

樫の木の生木を使うのが、正統派の団子焼竿

今年目にしたのは、小さな園芸用金ふるいを使い、その中に団子を入れて焼くという新しい取り組み。

見ていたら団子を焼いた後は、用意してきたスルメを焼いたり、マシュマロを焼いていた。






昔は学校の冬休みの宿題に書初めがあったので、その書初めを競ってせいの神で焚き上げ、火のついた書初め用紙が火力・風に乗って高く昇れば上るほど字が上手になると言い伝えられていました。
今年は残念ながら書初め用紙のお焚き上げを見ることができませんでした。

有難いことに今年のせいの神の参加者は例年に比べて格段に多くの参加者に恵まれ、そうした中で黒川の風習を守ることができて幸せです。