またこの日は、黒川・南黒川・はるひ野地区の鎮守様 汁守神社の「風祭(かざまつり)」の日でもある。
黒川地区は昔から純農村地帯であった。今も農業で生計を立てている人が多い。
実りの秋を目前に、農家にとって一番怖いのは害虫ではなく、天候とりわけこの季節に必ず訪れる台風だ。
台風に襲われると、一夜にして 丹精こめて育てている水稲、陸稲をはじめ秋野菜、梨やリンゴをはじめとする果樹に 言い知れぬ被害(壊滅的な被害)をもたらす。
またこの日は、黒川・南黒川・はるひ野地区の鎮守様 汁守神社の「風祭(かざまつり)」の日でもある。
黒川地区は昔から純農村地帯であった。今も農業で生計を立てている人が多い。
実りの秋を目前に、農家にとって一番怖いのは害虫ではなく、天候とりわけこの季節に必ず訪れる台風だ。
台風に襲われると、一夜にして 丹精こめて育てている水稲、陸稲をはじめ秋野菜、梨やリンゴをはじめとする果樹に 言い知れぬ被害(壊滅的な被害)をもたらす。
農家にとっては天敵とも言うべき台風を始めとする自然災害の被害を最小限に留め五穀豊穣を祈願する祭事が、汁守神社の「風祭(かざまつり)」である。
平成26年9月1日は、汁守神社の役員・汁守神社を護ってきた氏子たちが汁守神社に集まり、今年の秋の自然災害の少ないことと五穀豊穣を祈って風祭の礼拝が拝殿で厳かに行われた。
これから9月28日(日)の汁守神社の秋の例大祭に向けて、いろいろな準備が氏子や関係者によって行われる。
『風祭』(かざまつり)
☆--------秋の収穫前に、風を鎮めるために行われる祭--------
「かぜまつり」ともいいます。
昔から、立春から数えて、二百十日目は、台風による暴風雨が多い日とされてきました。
毎年、九月一日ごろ。 収穫を控えた、大切な時期です。
そこで、江戸時代には、「二百十日」として、暦に記されるようになりました。
ただ、警戒するだけではなく、地方によっては、この時期に、風の神を鎮める行事を行ったそうです。
これが『風祭』。
ほかに、「風鎮(しず)め」「風鎮祭(ふうちんさい)」
「風日待(かざひまち)」などともいいいます。
特に、富山県八尾町の「おわら風の盆」が、有名ですね。
古代の日本人は、何か天災があると、神の怒りに触れたと思いました。
そして、神を鎮めたり、なだめたりする行事を行ったのです。
それは、単に、神にひれ伏すだけではなく、自分たちへの問いかけであったのかもしれません。
これまでやってきたことは、よかったのだろうか……。
そんなふうに、行動を省みる機会にしていたとも考えられるのではないでしょうか。
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山下景子
『センスを磨き、幸せを呼ぶ〜夢の言の葉〜』(週刊)
やまざる
川崎市黒川(当時の住所表示)の農家に生れる。
来世も菩提寺である黒川の西光寺で、永遠の眠りにつく。
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