2014年05月18日

初夏の野良仕事

農家このところ晴天が続く。

初夏の紫外線が強い太陽が、大自然にエネルギーを与えている。

ぐうたら百姓のわたしも、17日は土曜日であったが百姓には六曜は関係がなく、すべてお天道様のご機嫌に従って仕事をするのが習わしであり、快晴に誘われて畑へ出た。

先ずは6月中旬から収穫が始まるブルーベリー畑の草むしりを集中して行った。


ブルーベリーは酸性土を好むので、昨年は畑に硫黄粉を散布して、PH(ペーハー)を下げる試みを行った。

そのせいかブルーベリー畑には、スギナが繁殖してすごい。

除草薬を撒くことを好まないので、地べたに座り込み、膝をついて一本一本手で引き抜く作業を一心不乱に行った。

また鳥害を避けるためのネットを張る支度を行った。

長年使っているネットであり、ロープの損傷が激しいので、必要なところは全て新品のロープに交換した。


ジャガイモの生育状況260517
昼は畑の小屋で、発泡酒を飲むのを見送り、ラーメンを作り昼食とした。

畑には小屋があり中にはキッチンセット、農協に頼んでプロパンを敷設してあり、また水道やトイレもあるので、わたしにとっては独り天下の隠れ家別荘のようなもの。

作業のあいまには好きなコーヒーを沸かし、新緑の黒川の山々を眺めながら一息つくのも乙なものだ。
トランジスタラジオから流れるニュースで「南シナ海」問題の動向を確認。

小屋を吹き抜ける爽やかな風に身を任せ、誰にも邪魔されず優雅に昼寝をすることができる。
少しばかり休憩時間を取りすぎたので、予定した作業が終わらず、明日もまた今日の続きの農作業を行おう。
従業員は自分一人の自称農業法人、社長兼任のわたしは、勝手気ままにやりたいことだけを行っているぐうたら百姓なり。

(写真:すくすく成長するジャガイモ。
今年は収穫が見込めそうだ。)